10/4 札幌KRAPS HALLに向けて
Jupiterの一作目となるフルアルバム
「CLASSICAL ELEMENT」
をアレして行きたいと思います
実はこちらを入手したのは、発売日(8/28)から約1ヶ月経つつい最近。
というのもVersailles活動休止後
・KAMIJOソロデビュー
・KAMIJO以外の楽器隊が新Vo.を迎え「Jupiter」としてデビュー
という分岐点の最中
やはりKAMIJOの世界観が耽美の極みと信じて疑わない訳で
Jupiterには触れずに、休止後1年以上が経過しておりました(´・ω・`)
楽曲も貯まり、フルアルバムリリースが可能となった両者。
全国ツアーが可能になったJupiterが
札幌に来る
という事で
体感せずには居られまい感
に誘われ、急遽聴き込む事にしたのです。
さらに追い討ちをかけたのが
TERU本人からの毎日ペタ
で完全に
営業努力
の様な感動を覚えました(´∀` )
という訳で
あくまでも個人的なアレをして逝きたいと思います。
ちなみに冒頭の画像は「初回限定盤B」。
「CLASSICAL ELEMENT」とは 「四大元素」の事であり、この世界の物質は、火・空気(もしくは風)・水・土の4つの元素から構成されるとする思想。四大元素は四大、四元、四原質とも呼ばれ、古代ギリシャ・ローマ、イスラム世界、およ18~19世紀頃までのヨーロッパで支持された。古代インドにも同様の考え方が見られる。
全体的な大まかな感想としては
・「見た目ファン」には理解出来ない「本格的なメタル」の側面を覗かせ、クオリティーが高い
・「Versailles」がいかに楽器隊4人を成長させたかが恐ろしく伝わる
・Versaillesとは比較出来ない、対称にならない
・HIZAKIの人生が存分に表現されている
・TERUは相変わらずメカニカルで解りやすい
・HIZAKIがリズム隊2人を手離せない理由が解る
・ZINやるやんけ!
といった所でしょうか(・∀・)
詳しくは一曲ずつ逝きたいと思います
1) Introduction
HIZAKI 談:「初めて50トラックぐらい使うオーケストレーションに挑戦してみた」
との事で、幕開けにふさわしい入場曲。
壮大なスケール感はDREAM THEATERを思い起こさせる。
2) Blessing of the Future
デビュー曲。Versailles後の気になる一作だったが、正直ZINを抜擢した理由が全く解らなかった(´Д`;)
まず声がsweet過ぎる。アニソンならまだしも、この楽器隊には軽すぎる印象。曲中の起伏の浅さも気になり、このままならJupiter危うし、と最初は思った為現在に至るまで静観。
しかしこの後、ZINのポテンシャルの高さを知る事になる。
楽器隊は文句の付け様が無く、ヴォーカルに合わせて少しライトに仕上げた印象。
3) Decadence
まず冒頭のファルセット…………
どこかで聴いた様な…………
Seliaじゃね?!
と思いクレジットを確認すると……
正解(笑)
男性でこれほど恐ろしくファルセットをカマすのはこの人しか居ないでしょう
参考↓
Kaya, HIZAKI, Selia
この曲の入り方、北欧の耽美な香り………
まさにどストライク。
そしてここでZINが大化けする(゜д゜;)
………………
何と耽美な歌声だ(゜ρ゜)
冗談抜きで
何か汁が出そうになったよ。
ZINやるやんけ!
ZIN本人もこの曲を境に何か覚醒したと言っている。
楽曲はHIZAKIらしく、スピード感ありつつドラマティックな展開でおてるのギターも冴え渡る( ̄ー☆
弱冠Stratovariusを彷彿とさせる世界観。
4) RHYTHMOS
冒頭は完全に火曜サスペンス劇場だが
MASASHIの魅力が冴え渡る曲。
X JAPANのTAIJIに憧れベース一筋の人生を歩んで来た彼の才能が惜しみなく発揮され、
YUKIの「隠れ休符無言の圧力でアピール」もしっかり感じ取る事が出来る。
ZINの歌詞が思いの他耽美。
ここにも非凡なるポテンシャルを感じる事が出来る。
5) Scarlet
イントロで明らかにおてる作曲だと判る!
スピード感抜群、爽快なバッキングを聴くだけで彼の存在感の高さが確認出来る。
それにしっかりZINの歌詞が乗り、文句なしのライヴ曲。
これもYUKIの達人技が在ってしっかり成り立つ。
文句なしどストライク。
6) Nostalgie
VersaillesのSympathiaかと思った(・∀・)
バラードは必要。より感動的な、オリジナリティーのあるバラード求む。
HIZAKIってこんなシンプルで叙情的な歌詞も書くんだ、と意外性に感嘆。
7) Heaven's Atlas
HIZAKI 談:「これはZINが作ってきたんですけど、彼の作る曲は美しいメロディが多くて、なおかつわかりやすさもある。まぁ、言ってしまえば、ちょっとアニソンっぽい、ストレート過ぎる感じもあったので、そこに楽器隊の4人が培ってきたクラシカルな要素や荘厳さをプラスしていった感じです。この曲は特に新しい感じが出せたし、特に僕たちがZINと一緒にやることの意味も伝わると思うんですよ」
やっぱアニソン感はHIZAKIも感じていたのか(笑)
この曲は本当にストレートな前向きsong。
クラシカルなギターソロが良い感じ(´∀` )
次回へ続く(*゚ー゚)ゞ→