勝手にレビュー④ | にいちゃんのブログ~個人的耽美論~

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Vive le Roiっ!





という訳で、続きです(・∀・)合格















6) Romantique





らめぇぇえ~!



と叫びたくなる歌謡曲炸裂。


まあ 『聖闘士星矢』で言う所のペガサスローリングクラッシュ位の奥義。

KAMIJOが本気でロマンティックな歌詞を書くとこうなる、っていう、聴き手を口説く様に歌った一曲。

開始2秒で満腹です(´0ノ`*)音譜










7) 抱きしめられながら





これは紛れもなくGa〇ktの『Mizéra〇le』路線。

前曲からの流れで失禁寸前の僕は若干休憩しながら聴きましたが。

禁断の愛だからこそ生まれるもどかしさ、切なさ、を女性の側から描く作品。

Romantiqueと同様、多分僕には一生作れない世界観でしょうクラッカー

様々な引き出しを持つ兄貴、恐るべし音譜










8) Moulin Rouge





こちらは兄貴の第2弾シングル。

「Louis ~艶血のラヴィアンローズ~」からの急変っぷりに驚いたが

すぐさま第3弾、闇夜のらいよんをリリースし誤解を招く事なく生還。

フランスはモンマルトルにあるアレをモチーフに

ノリノリで杖をぶん回す姉貴兄貴に釘付けになりましょう( ̄▽+ ̄*)アップ



「今宵もパリでは 秘密のパーリー」

って。






ま、ままままさか、



「パリ」と「パーティ」を アレしているのか……………はてなマークはてなマークビックリマークビックリマーク




ギターのMeku。メッチャ巧いやん。

すげぇ逸材かも(`∀´)合格










9) サンクチュアリ




実は5曲目のDeath Parade1つの曲だったらしいが、繋がりがよく解らんDASH!

MASASHIのベースが炸裂(´▽`)アップ

ちなみに2曲目と4曲目でも弾いてるんですけど。

これは全ての「リーダー」に向けた応援ソング、そして

KAMIJO自身が過去の自分にこう言ってやりたい、と語る意外と深い一曲。

初聴きの時は、このアルバムの中で一番浮いている感じがして苦手だったが

歌詞を追って聴いていくと味が出ます合格










10) 片手に夢を持つ少女





HIZAKI登場(ノ´▽`)ノ音譜

ってかHIZAKIが作ったの?位に思ってしまう

30代半ばメタル

で好きです、こういうの。多分おてるもこういうの好きだと思う。

結構素敵な歌詞だし

何となくAfter Cloudia思い出しました(´∀` )音譜

そして曲終わりに切れ間なく次の曲へ。

この辺の作り方はさすが兄貴!!

ラスト2曲、ここから無事に

超耽美路線

に戻ります(〃∇〃)合格合格










11) 追憶のモナムール






前回のレビューで述べましたが、アルバムの核となる部分ー

“人の心を領土にする帝国”

を舞台とし、ヴァンパイアと人間の女性の禁断の愛を描き

最後は愛を選ぶか、誇りを選ぶか

という結末の1つとなる曲です。

とにかく劇的。間奏前後の展開~

サビが終わって、ギターソロに入り、展開があって、 クワイアパートに入り、本格的な間奏に入る。とか

そして冒頭のサビはマイナーコードで始まるがそれ以外のサビはメジャーコードで始まる。とか


てんこもり。


歌詞も、

「降るはずのない雨に頬が濡れていた」、

つまり「泣いたことを認めない」という


超耽美(゚∀゚*)


もう、共に召されましょう(°∀°)b アップアップアップ










12) Heart





これは紛れもなく


フル兄貴。


本当に言う事なし。この曲に全て詰まっている。

劇団作れるよ兄貴。


耽美派を知るならこれを聞け、的な曲は


この曲


God Palace -Method of Inheritance-





冬東京



でしょう(笑)





ーーー


心を侵略する為に持つ武器は「芸術」。

でも主人公は、「領土」である人の心が最大の芸術=武器である事に気付いてしまう。

貴方が選ぶのは

「領土としてのHeart」ですか?

「武器としてのHeart」ですか?

「愛する気持ち」を選びますか?

「誇り」を選びますか?



ーーー





まあよく解らんけど





とにかく








耽美の極み








がここに在る事は間違いありません!!!!








そして





レビュー③で述べた点についてですが、



・これぞKAMIJOの真骨頂!!Versaillesの首謀者として申し分無い世界観を繰り広げている

→これまでの感想をお読み頂いた通り、耽美をさらに越えた超耽美と言える歌詞・楽曲。壮大なオーケストラやサポートメンバーがKAMIJOをしっかりと目立たせている合格





・ヴォーカリストとしての進化を感じる

→本当に、マジで、ソロデビューのタイミングがLARAINE後では無くVersailles後で良かった。Versaillesで半端ない成長を遂げたKAMIJOだからこそ出せる声。自分で自分の声がどんどん好きになって来ている、らしいし(*^▽^*)合格





・こちらもKAMIJOの人生が存分に表現されている →「MARICE MIZER」の雰囲気が漂う

KAMIJOが影響を受けたアーティストの手法や世界観の集大成。クラシック要素や中世ヨーロッパを強く意識、特にMARICE MIZER風味のサウンド使いが顕著に現れてる。





・ゲストで参加のミュージシャンが言わずともハイレベル

Mekuは初めてしっかり聴いたが、確かなテクニックを持ち曲に合わせてしっかり順応出来る逸材。ドラムの山崎慶は数多くの有名どころのサポートを務めてきた実力派、高橋圭一は80~90年代にユニット『Groovy Boyfriends』でギタリストとして活躍し、ユニット活動休止後は数々のアーティストのプロデュースや楽曲提供やアレンジを手掛けている。
HIZAKIMASASHIずぴたーなので文句無しアップアップ





退廃的耽美。音に限らずトータルのクオリティーに脱帽

→ 「退廃」とは「衰え廃れていること」また「道徳的に乱れ、不健全なこと」を表すが特にこれといった基準がある訳ではない。要するに解釈はリスナー次第。僕は「古のきらびやかな貴族=退廃」と捉えています。そしてそれを現代において体現し、より耽美な世界観へと昇華させる事が「退廃的耽美」だと捉えています。
音・映像、全てのクオリティーが高く、作り込む世界観の中にもリスナーに委ねる部分を残し、末永く楽しめる、「Heart」に残るアルバムであると思っておりますアップアップ













まだもう少しあるわよ!!(笑)










勝手にレビュー⑤へ続く→