先日
百貨店で買い物をして、レジに並んでいたらくらくら

リウマチの痛み、としては体を動かすのはなかなかきびしいけれど
膠原病全体の症状、としてはただまっすぐ立っている、ということがなかなかきびしかったりする
じっと立っていると、あっさりと貧血になるのだ
そんな私にとって、レジに並ぶ時間は恐怖タイムだったりする
15分休めばすぐ復活するのだけれど、やっかいはやっかい
店員さんの配慮で座ったまま会計を済ませ、友人の西原亜希ちゃんと小一時間だけお茶をした
開口一番、亜希ちゃんが言ったのは、
「酒井さん!だいじょうぶですか!?」
へ?と答える私に、彼女は言う
「私みたいな健康な人間でもふらーっとくる暑さなのに、病気してる酒井さんなら、立ってるだけでもしんどいんじゃないかな、って」
彼女は、優しい

いつものような小気味よい喋りかたで、本について、ドラマについて、徹子の部屋について、私という人間について、次から次へと褒めてくれた
ここまで人さまに褒められたこと、あったかしら、というくらい、熱を持って、照れずにまっすぐに、愛情を真っ正面からぶつけられて、私は泣きそうになった
日頃褒められなれていない分、褒められて嬉しかったのはもちろん、亜希ちゃんが、なにかから解放されて、前を向いてしっかり歩いていることを感じたことが、なによりも嬉しかった

「私、酒井さんが大好きなんです!」
この日、亜希ちゃんが何度も繰り返してくれたこの言葉が、今も私にザブザブと降り注ぐ
好きになってくれた人に、私を好きになったことを後悔させないように、生きていきたいと思います
彼女は、美しい

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西原亜希「酒井さん。」
⇒ http://ameblo.jp/nishihara-aki/entry-12188728884.html


暑い日が続きます
皆さま、熱中症対策をしっかりと

明日も良き一日を

ごきげんよう