性的暴行事件のコンドームからアサンジのDNAは発見されず

9月16日【RT】http://rt.com/news/assange-condom-no-dna-277/

報道によると、ジュリアン・アサンジを告発していた女性がスウェーデン警察に提出した破けたコンドームからは、彼のDNAは発見されなかった調査を行っていた法医学者は話しているそうだ。

二名の法医学者によって検査を受けたその破けた避妊具からは、アサンジが一度でも着用した決定的な証拠は見つからなかったことが、アサンジの弁護士が公開した100ページに渡る文書の中で明らかになったことをDaily Mail紙が日曜に伝えた。

2010年8月の性的暴行の際に使用されていたとされていたコンドームからDNAの証拠が見つからなかったのは、偽物が提出されていたことを示唆していると彼の弁護士は語っている。

問題の女性は現在33歳になっているが、当時ストックホルムの自らのフラットでアサンジによってみだらな行為をされたことを主張している。アサンジがわざとコンドームを破り、コンドームなしで彼女とのセックスを行おうとしていたと、その女性は一時話していた。

アサンジは彼女との性行為は同意に基づいたものであったことを主張し、故意にコンドームを破いたことについては否定している。彼は申立てのあった事件のあった週は彼女の住居に滞在し続け、また彼女が破けたコンドームについては何も言わなかったと警察に対して話している。

しかし、もう一人の女性が提出したコンドームからはアサンジ氏のものとされるDNAが発見されており、そのためにスウェーデン当局は、彼のイギリスからの身柄送還命令を強行しようとしている。

しかし、Daily Mail紙が伝えるところによれば、二人目の告発人女性(現在29歳)は、寝ているところをアサンジ氏によってレイプされたという当初の声明文とはうって変わって、警察に対し、彼と避妊具なしでの性行為を持ったことに対し反対はしなかったと話したということだ。

アサンジ氏は、二人目の女性とも合意の上での性行為で会ったと引き続き主張しており、レイプの申立について否定している。スウェーデンの検察官は、調査は現在も進行中であるため、報道についてコメントをすることを拒否した。

「コンドームにDNAが発見されていれば、致命的な証拠となっていたことでしょう。しかし、被害者とされている女性の一人に使われたコンドームの一つからはDNAは発見されなかったということは、彼に対する実質的証拠に対して疑問視されることになります」人権保護運動家Peter TatchellがRTに対して話した。

(後略)