この記事は、私が数年前、気になって黙示録とイスラム教とイマームについて調べていたのですが、その時に偶然に見つけたものです。

当時は、我が家でロシアのメディア、RTを見始めたりしたときだったのですが、それでもここにあるような「このロシア軍は反キリスト軍を最後に絶滅する役割を与えられている」という表現には半信半疑だったのですが。。。


それから数年、特に今のウクライナの紛争の件から、ひょっとしてこの説の言っていることもかなりありなんじゃないか、と思えて仕方がありません。

この記事が書かれたのは、日時は記載されていませんが、内容から察するとおそらくブッシュ政権時代・イラク侵攻時代ではないかと思われます。



しかも、「シリアやイランが狙われている」、という部分があり、それも今振り返ってみるとまさに的中していますね。


「世界でロスチャイルドの中央銀行に関与していない国は9カ国のみ

ロシア・中国・アイスランド・キューバ・シリア・イラン・ベネズエラ・北朝鮮・ハンガリー

いつもこの辺の国とばかり戦争しているなんて、おもしろいですね」



私は宗教には詳しくないのですが、とても興味深い情報でしたので共有させていただきます。





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1481.宗教戦争の様相に

http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/k5/151222.htm より転載

イラク侵略戦争は宗教戦争の様相を呈し来ている。その考察。                   Fより

 
宗教戦争というと、イスラム教とキリスト教の宗教戦争と思うでしょうね。

実際、十字軍の再来とイスラム教国の国民は騒いでいる。しかし、そんなの知っているし、そんなことをコラムにしても誰も見ないよと、あなたは言うかもしれない。しかし、ちょっと待ってください。

そのようなことを私Fは、言いたいのではなく、キリスト教内部のカトリック教・ルター派連合とプロテスタント・カルバン派(福音派)の戦いが熾烈になっているということを考察しようとしているのです。

黙示録の終わり、最後の審判の手前に、反キリストが出てきて世界に、その反キリストが「私に従いなさい。そうすれば平和で幸せな世界が出来る。」と言い、多くの人たちは、その指示に従うことになるが、世界は混乱して、最後に反キリスト軍は、ユダヤ軍と共に、イスラム軍??と戦う。

そして、ロシアなどがイスラム軍を応援して、その両者の戦いで反キリスト軍が負けてメキドまで撤退するが、そこで核戦争になり、世界は終わり、キリストの再臨が起き、最後の審判を受けて、キリストの教えに従った者だけが新世界に軽挙されることになると。

ユダヤ教ではキリストの代わりにメシアであるし、イスラム教ではイマームでしょうね。この黙示録は3教が共通している。


この黙示録を文字通りに信じているのが福音派の人たちであり、かつ「ブッシュは神である」ということをこの福音派の人たちは宣言した。


そのようなサイトもある。しかし、これは、一神教での神はキリストしかないので、ブッシュはキリストの再来ではないので、反キリストということになる。

福音派はオウム真理教が実行しようとしたハルマゲドンを起こそうとしているように感じる。

 しかし、なぜ、ブッシュは自分が反キリストにされていることに気が付かないのであろう。それより、ブッシュは神と言われて有頂天になっているようにも感じる。

このように、米軍は反キリスト軍ということなる。この黙示録ではカトリック教は反キリストに対して、警告する役回りであるから、ローマ法王はそのようにしている。

どうもファティマの第3の予言を知っているために、カトリックは終始、米軍のイラク侵略に反対したが、ファティマの第3の予言、つまり黙示録のハルマゲドンを実行させまいとする意思で反対しているのです。

カトリックとルター派は米国に懐疑心を持っていたが、ブッシュが神の名においてと宣言した演説から、黙示録のハルマゲドンが始まったと感じたはずである。キリスト教国の指導者は小さい時から、聖書を読まされているし、大学で文系はラテン語を習っているし、旧約聖書の黙示録はほとんどの国の指導者は知っているのです。


難しい黙示録の解説書も多数ある。そして、だんだん確信を持って、欧米の多くの指導者はブッシュを反キリストと思っているはずだ。そして、このハルマゲドンを止めようとしているようだ。しかし、ブッシュは福音派の人々に共鳴している。というより、次の大統領選挙を勝つためには福音派の人たちの支持が必要なのしょうね。

反キリストにされているブッシュを愚鈍とは思いたくない。しかし、パウエルやグリーンスパンやベーカー元国務長官などの共和党本流の人たちは、黙示録のハルマゲドンを実行するブッシュと福音派とネオコンにやっと気が付いて、欧州の指導者と結託して、この進行を止めようとやっとし始めた。ブッシュ・パパもその中にいる。

このため、学究肌のリアリストたちをも政界の議論に参加させている。よって、ネオコン・福音派連合はこの共和党本流の人たちとも戦いになってきたのです。

パウエルは欧州と組んで、国連を動かして、イラク戦争を早期に終結させようとしている。フランス・ドイツも福音派のハルマゲドン実行を阻止する方向で、米国に妥協し始めている。世界の混乱・全滅は独仏にとってより世界の不幸だからである。


 しかし、どうも福音派はイスラエルを巻き込んで、イラクを混乱状況にして、シリアかイランに攻め込もうとしているような気がする。

あくまでもハルマゲドンを目指しているのです。

このような状態であるため、ロシアから移住してきたユダヤ人たちが、黙示録で絶滅する可能性のあるイスラエルから脱出し始めている。その数も数十万人に上るようだ。これはロシア情報機関のデータである。

 ここはあくまでも類推であるが、国防省のネオコンであるウオルフォウッツもユダヤ人であり、このユダヤ教も最後の審判を目指し始めたような気がする。このため、米国のユダヤ人たちも福音派と連携している。

しかし、WASPのネオコンたちは、福音派やユダヤ教ではないため、このような最後の審判を目指していない。このため、ネオコンの中が割れ始めている。

ユダヤ教のネオコンと福音派が結託して、欧州や国連の参加を阻止するし、シリアを非難している。

ロシアもロシア正教であり、このロシア軍は反キリスト軍を最後に絶滅する役割を与えられている。このため、現時点では欧州と協調しているようであるが、最後には欧州の止めも聞かずに反キリスト軍に対応するのではないかと心配である。

そして、その方向に向かい始めている。プーチンの独裁化である。全ての動きが連動して、黙示録のハルマゲドンの筋書き通りになってきているのが恐ろしいことである。


それもキリスト教、ユダヤ教、イスラム教ともに、この黙示録は共通の経典であり、紛争地域全体がこのストーリーを知っている。そして、そのストーリーに従った行動を取ることが正義であると思う人たちが、大勢いることが悩ましい。


 ヒンズー教のインド・仏教の日本を含めた東アジア諸国はこの黙示録を経典としていない。

このため、世界の大破壊に結びつくハルマゲドンを阻止できるのは、日本・中国・インドしかないはずである。どうか連携して、カトリックの欧州とも組んで阻止してほしいものである。


 フランスのトルビバン外相がシラク大統領を説得したが、フランスの国益ではなく、ローマ法王と共にハルマゲドンの阻止で米国に反対したようだ。

世界のためを思う本当の勇気がそこにある。 このため、国連が介入して、ロシア軍も含めて、反キリスト軍に米軍がならないなら状況を作れば、協力するといっている。

イラクよりハルマゲドンの阻止である。そして、どうしてこのような観点がないのか日本の評論界が不思議である。

人間の行動を規定している欧米の宗教からの観点がなさ過ぎである。確信犯の福音派の人たちの行動は、それ以外の人たちの行動を誘い出している。

安易な議論に終始する日本は、本来の自分達の使命を見失っている。


 アインシュタインが日本に来て、日本があることが、世界にとって至宝であり、重要なことであると言ったのは、今のハルマゲドンの進行を阻止できるのは、黙示録を経典にしていない日本しかできないということ言ったのですよ。


 目を覚ましてほしい日本の指導者よ。どうか世界に対する自分達の使命を忘れないでほしいものである。たいへんなことが進行していると自覚してほしい。米国の福音派の意図を阻止することである。


(転載終了)

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