小児性癖のある国会議員が子供に性的虐待をした後に殺害していたというものです。
11月23日のMirror紙の報道によると、引退したロンドン警視庁の二人の刑事が、30年前に小児性癖のある国会議員が少年と性行為をし、オーガズムの瞬間に少年を殺害していたと証言しているというのです。
(写真 Nick として知られる被害者)
しかも、この元刑事とされている証人の一人は、この「アンタッチャブル」と呼ばれる国会議員を中心としたVIPネットワークについては、調査を行うなという命令が出されたと話しています。
その他、ニック(Nick)として知られている被害者も、国会議員によって少年が殺害されるところを目撃したことを主張。
歴史的な児童虐待を調査する「Operation Fairbank」に所属していた、この元刑事とされる人物は、事件に関与していたVIPの身元に関する情報を提供しており、
「無視することのできない事件が起こっており、証人だけでなく警察官も前に出て公開している。
他の警官も何か知っている人がいれば発言して欲しい」と訴えています。
そして、11月30日のMail紙にはその情報を裏づけするかのような情報が報道されています。
1995年に、児童保護施設のオーナー、ジョン・アレン(73)は6人の少年児童虐待(児童性的虐待)を行っていたとして6年の懲役を受けました。
(写真 児童性的虐待および斡旋の罪が問われている保護施設のオーナー)
2003年には再び、44件の容疑で起訴されたていますが、裁判官は事件があまりにも古く、彼が公正な審判を受けることはできないだろうと起訴を却下し、その後は隠れるように生活していました。
そして先月、33件の児童虐待で訴えられました。これも同じく、自らの保護施設にいた子供達に対し、性的虐待を行った件に関してです。
さらに彼は、その子供達をロンドン中心部ピムリコにある高級アパートメントに連れて行き、そこで少年らを他の小児性癖者に「提供」していた容疑がかけられています。そのVIPグループの中には、新進の保守党議員も含まれていたとされています。
この国会議事堂近くのアパートには一時、下院議員70名、そして上院議員(貴族)が10人程が住んでいたということです。
被害にあった少年は、睡眠薬の入ったウィスキーを飲まされ、強姦されたと話しており、他の少年は強姦されながら頭を水の中に押し込まれたと証言しています。
また、少なくとも3人の少年が、このようなパーティーで死亡しているとのこと。
また、別の情報源によると、元軍事警察官のマット・テイラー氏は、デイビッド・キャメロンとエリザベス女王に対して児童への性的虐待の罪で逮捕状の交付を命令していています。
今回の一連のスキャンダルの暴露は、BBCで子供番組の司会を行っていたジミー・サベルの児童への性的虐待が発覚した頃から加速化していますが、それらの事件があった当時から、これは一部の人間の間では知られていたことだったようです。
セックス・ピストルズのジョニー・ロットン氏も当時、BBCのラジオ番組でジミー・サベルの悪行についてそれとなく警告を発していましたが、問題の発言部分だけはBBCによって編集・削除されていたことも最近になって発覚しています。
そしてこのジミー・サベルが生前に友好関係にあったのが、他でもないフィリップ・エジンバラ公(エリザベス女王の夫)でした。
なんでも、少女たちに「フィリップ公に会わせてあげるよ」と話してフィリップ・エジンバラ公の元に連れて行っていたそうです。チャールズ皇太子とも仲がよかったとか。
(写真 ジミーサベルとフィリップ・エジンバラ公の息子チャールズ皇太子)
エリザベス女王は、公に調査されることから自らの完全な保護を自身で認可していますが、このような国会議会や王室周辺の黒い秘密が滝のように暴露されるのを防ぎきることは、もはや不可能でしょう。
そして今、イギリスのエリザベス女王に、アルツハイマー疑惑が持ち上がっています。
IBタイムズが伝えるところによると、88歳になる女王は先日、宮殿の庭を徘徊しているところを発見され、ウィリアム王子とキャサリン妃が結婚したことすら覚えていないそうです。
即位から62年の女王をサポートするように、チャールズ皇太子が一部の職務を執り行ったり、あるいはウィリアム王子やハリー王子が軍隊系を中心に他の行事に参加しています。
Mirror紙によると、女王は長時間の飛行の必要な外交上の職務はしていないものの、一部の主要な王室関連の行事は執り行っているとのこと。
・・・しかし、なんとも都合のよいタイミングですね。