みなさん


こんにちは晴れ


今回はイップス(送球恐怖症)の第2弾を書いていきたいと思います。


前回から1ヶ月近くたちましたが、実践してくれたかたはどうでしょうか??


前回は、僕の体験談と、克服の練習方法を一つ載せました。


まずおさらいからいきましょう。


前回お薦めした。斜め45°上にむかって投げる練習です。


目的は正しい肘の使い方の獲得です。


イップスにかかってしまうと、多くの人が下の写真のように、肘を抜いてボールを撫でるような投げ方になってしまいます。



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この投げ方だと、イップスの症状である、抜け、引っ掛けが多くなってしまいます。


僕もひどい時はこの投げ方になっていました。



練習方法はこんな感じです。↓


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投げる時には脱力して、ほとんど力は入れないで投げてください。


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上に投げることによって、撫でる動作をしなくなります。


前からの写真です。↓


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この練習方法は、イップスのかた以外にも実践していただきたい練習方法です。


正しい肘の使い方を覚えれば球速もアップすること間違いなしですニコニコ



正しい肘の使い方ができてきたら、次は体重移動です。


イップスのかたは、投球不安から、真っ直ぐステップをすることが出来なくなっていることがあります。


その修正方法が、今日説明するステップ②になります。


まずはこのようなものを作ってください。↓



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人工芝なのでテーピングを使っていますが、土なら石灰で書いたり、自分の足で書いたりしてみてください。


まずは僕が言う、真っ直ぐステップするということはどうゆうことなのか説明します。


指導者によって、踵から相手に引っ張ったラインに踏み出したところが真っ直ぐだとか


つま先からひいたラインに踏み出すのが真っ直ぐだとか、いろいろな考えの方がいますが、


僕が考えるのは、軸足の拇指球から相手に(投げたいところに)ひいたラインに踏み出すのが真っ直ぐだと考えています。


僕がキャッチボールで最初に確認するチェックポイントです。


早速やっていきましょう。


最初はボールを投げずにシャドーで投げてみてください。


軸足のセットする位置は、拇指球を重なり合うラインの2~3センチ前にセットして


踏み出す足は、ラインを拇指球で踏んでいるのがベストです。


このように↓


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これが悪い例です。↓

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体重移動が投げるほうに向いていないので、


ここから相手に投げようとすると、腕だけの操作になってしまって、せっかくの下半身のパワーがボールに伝わりません。

※例外で腰の使い方が器用な人はこの状態からでも、いいボールが投げられますが、怪我のリスクが高くなるので直してほしいですね。


横からです。↓


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悪い例です。↓


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シャドーで出来るようになったら、


今度はネットに投げていきましょう。


投げる位置は、自分の目線より高いところを狙ってください。


低目を狙うとまた肘を抜いてしまう可能性があります。


慣れてくるまで低めは我慢して投げないようにしましょう。


軸足にしっかり体重を乗せてから投げてみると、真っ直ぐステップしやすくなります。


僕の感覚なので誤解を生むかもしれませんが、


すこしお尻を背中方向に引くイメージで投げると、丁度真っ直ぐになります。


最初は、身体が開いているのでは?


という不快な感覚に陥るかもしれませんが、


慣れればそれが普通になります。




ここまでがステップ②です。


僕の克服の過程を順に書いていっていますが、


同時にやって欲しくない練習方法もあります。


それはショートスロー(スナップスロー)でイップスを克服しようとすることです。


確かに一定の効果はあるのですが、


フォームが小さくなりパフォーマンスの面で悪くなってしまう可能性大です。


しかも直ったと思ってもすぐにぶり返してしまいます。


ショートスローでの克服はやめましょう。



前にも書きましたが、力を入れることは絶対にしてはいけません。


なぜなら投げる感覚が無いから


できるだけ脱力して大きなフォームでゆったりと、ボールの重さを感じながらやってみてください。


それが克服への一番の近道なのです。


今日もお付き合いありがとうございました。


またいろいろお返事ください音譜