【プロフィールストーリー③】暗黒の中学時代の続きです。


高校一年生のとき

学校帰りに着替えて渋谷で遊んでるのが先生に見つかり

グループ全員集団停学となる事件がありました。

比較的派手なグループだったので

ずっと先生に狙われていて、つけられてたみたいです。

先生に呼ばれて会議室に行くとなぜか親も呼ばれていて

校長直々に停学を言い渡されるという…。


そんな悪さをしたわけじゃなくて

結局はただ普通の高校生らしく

学校帰りにおめかしして友達と遊びに行きたい

というだけだったのですが

(やってたことも、渋谷でプリクラ撮ったりカラオケ行ったりするくらい)

さすがに親はショックを受け

当時の彼とも別れさせられ、門限も厳しくなり

ますます自由を奪われることになりました。


校則ってなんなの?何か役にたつの?

そんな人間性を否定されるほど悪いことなの?

納得がいかなくて両親とは喧嘩ばかり

家出を試みたこともありました。

自由になれるならレールを踏み外しても構わないと思えるくらいに

毎日誰かの監視下にあり、自由がないという状態が当時は辛かったのです。


そんな頃助けられたのは本でした。

鬱々とした気持ちも葛藤も

いろんな人生や考え方を本から学びました。

心理学の本は、自分のぐちゃぐちゃな心を整えるのに役立ちました。

読書感想文が賞を取ることもあり

国語の先生だけはよくわたしの文を褒めてくれました。

全てに自信を失っていたわたしにはありがたくて

その頃から漠然と

将来は出版業界で働きたいと思いました。


自分の人生を一番自由にできる方法はなんなんだろう。

一瞬高校を中退して働こうかとも思いましたが

結局ずっと劣等感に苛まれるのが目に見えてる。

そもそも中途半端に受験で失敗したことが始まりだった。

大学は行きたいところに行こう。

そして学歴は高ければ高いほど、その後の選択が有利なはず。

できたら出版業界に行けたらいいな。


そう思い直した高校三年の冬。

模試D判定からの起死回生を狙います。

なんかビリギャルみたいになってきた…
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