SNS界隈で話題になっていたので読んでみました。

 

人生の勝算 -前田裕二

 

 

SNSで流れてきてポチ、のパターンが多いので

 

わたしはだいたい本はKindleアプリで読みます。

 

そういう意味でもうまく拡散して売れている話題の本の一つですよね。

 

 
SHOWROOMというライブ配信サービスを立ち上げた
 
前田裕二さんの本です。
 
 
読んで伝わって来たのは
 
圧倒的な努力の人だってこと。
 
半端ない熱量で努力して
 
逆境に負けずに自分の理想を実現してきたんだなーと。
 
「喋り方や仕草、ノートの取り方、果ては文具まですべて尊敬する先輩の真似をした」
 
「秋元康さんが書かれた企画力や恋愛にまつわる本を
 
機内にすべて持ち込んで読み漁った。」
 
などなど
 
人並み外れた努力量を感じるエピソードがたくさんありました。
 
(幻冬舎社長の見城徹さんの
『太陽の季節』と『処刑の部屋』を全文暗記して
作家の石原慎太郎に執筆を依頼したエピソードを思い出しました)
 
前田さんが尊敬する先輩である
 
UBS証券のトップ証券マンの言葉でも
 
「会社に来たら皆に挨拶する。誰よりも早く来て勉強する。
 
人には思いやりを持って接する。証券マンなら日経新聞は毎日隅々まで読む。
 
当たり前のことを、圧倒的なエネルギーを注いで誰よりもやり切る。
 
それがビジネスで成功するために必要なことだ」
 
とあり
 
「楽して成功したい」
 
「モチベーションが上がらない」
 
なんて少しでも思いそうになるときにこの本を読むと
 
背筋が伸びる思いです。
 
 
やはり成功する背景には
 
泥臭いまでの圧倒的努力があるんですよね。
 
 
そしてそこまでの努力ができるのは
 
「徹底して自分と向き合って、
 
自分が人生を懸けて何をするかを見極めること」
 
をしてきたからと言います。
 
 
その指針を決めるためには内省することが大事、ということで
 
就活のときの自己分析では
 
自分を内省した結果をノートに30冊以上に書き綴った
 
というエピソードが印象的でした。
 
 
営業スキルやマーケティングの参考にもなりますが
 
これほど真正面から努力とモチベーションの大切さを説く本も
 
最近では珍しいかもしれません。
 
 
「「人生の勝算」とは、自分と向き合い人生のコンパスを持つこと」。
 
自分もまだまだ全然甘いなーと反省しつつ
 
目の前の地道な努力を継続しながら
 
もっと圧倒的なレベルまで引き上げられるよう
 
頑張りたいなと思いました。
 
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