先日「ドリーム」を観てきました。

アメリカではララランドを超えるヒットになったとかで

特に女性に観てほしいオススメの映画です。


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時は1961年

NASAに勤める3人の黒人女性が

男性たちに混じり、人種・性別による差別を払いのけ

科学史に残る偉業である

マーキュリー計画の達成に貢献した様子を描いた

実話をもとにしたストーリーです。


予告編はこちら


白人男性たちが権威を振るう時代であり業界。

当時の逆境を推し量るにかなりの状況だったと思いますが

そこに黒人女性たちが乗り込み

仕事を通して権利を掴み取り

偉業を成し遂げた姿には

胸を熱くせずにはいられません。


既得権益を守ろうとしても

発展を阻害するだけ。

多様な考え方、人を認めていかなければ

企業や社会は発展しないものだな

と改めて感じましたし

女性だから、黒人だからと諦めず立ち向かった姿に

勇気付けられます。



(ここからネタバレ注意)


主人公の黒人女性の仕事ぶりを認めた男性上司が

黒人専用トイレまで40分かけて往復していたのを知って

「白人専用トイレ」の看板を打ち砕くシーンには

泣きました。


計算にIBMのコンピュータが導入されることになり

手作業で計算をしていた黒人女性のみの部署が

あわや部署ごと解散の危機を迎えます。

のちの室長となる女性は、それを見据えて密かにコンピュータの勉強をしていて

部署の女性たちと勉強会を開催していたんですね。

誰も扱えなかったコンピュータ室に

部署のみんなで乗り込んでいくシーンも

号泣しましたね、、、。


時代の変化に柔軟に対応する姿勢や

手柄を1人でなく、チームで分かち合う姿勢にも

感動しました。



女性として働き続けるのは

現代であっても、多少のやりにくさはあるかもしれません。

それでも逆境を跳ね除け、才能を発揮し

家庭とも両立しながら

世の中に大きく貢献した女性たちの姿に

たくさんの勇気とエールをもらえると思います。