先日、神楽坂にあるフュージョンレストラン

SECRETO(セクレト)に行ってきました。

オープンして一年しか経っていないのに

食べログ4.05、TOP500に入る話題の名店です。


住宅地の中にひっそりと

隠れ家のように存在するお店。

予約はなんと一年先までいっぱいだとか。


貸切予約の日にご縁あっていくことができました。


お店は19時のオープンと同時に全員一斉に入ります。


暗くて音楽が鳴り響く店内は劇場のようです。

たった10数席のカウンターが

ステージのような盛り付けテーブルを囲み

料理が提供される様子をショーのように楽しむことができました。


メニューはこちらのコース。

ドリンクペアリング込みで18000円です。


味の予想がつかないメニューばかり!


シェフが中央で挨拶をして、ノリノリの音楽の中乾杯。

ショーの始まりです。

最初のドリンクはシェフがスペインで見つけたという

爽やかで甘いジントニック。

手前の台は皿を乗せるためのものです。


最初の料理が運ばれてきました。

名前は「黒真珠」…?!


口に含むとパチンとコーディングが割れて

キウイのソースが口に広がりました。さわやかな風味!


次は「ナツメヤシ・パンチェッタ・マカンボ・柿」

って何のことかわかりません。


柿から作った春巻きの皮みたいなシートの下は

マカンボにチーズパンチェッタとナツメヤシ

ピンセットでつまんでいただきます。

甘くて美味しい!


お次は「秋刀魚・秋トリュフ・オリーブ」。


サクッとした歯ごたえの後は秋刀魚とトリュフの風味が広がり

至福…!


「フォアグラのフレンチトースト」は

液体窒素で凍ったフォアグラのテリーヌを

小さなフレンチトーストの上にたっぷりかけて。


甘いフォアグラとフレンチトーストのマッチングが絶妙です。

一口一口が幸せ!

富山の松泉という甘い日本酒と一緒に。


「牡蠣・アイオリ・ポワロー」


クリーミーなグラタンみたいな牡蠣を貝のスプーンでいただきます。

牡蠣苦手なのにまろやかで美味しかった!


「レンズ豆・カプチーノ」


甘い玉ねぎとじゃがいも・レンズ豆のスープ、カプチーノ仕立てです。


「太刀魚・炭火焼・大葉」


タチウオ焦がしバターで焼いたもの。炭火の香りがちゃんとします。


和牛・ポルチーニ・卵・富士山の薪。


薪って何だ?と思ったら

蓋を開けた途端にふわっと煙がたち

ちゃんと薪の香りがしました。

噛みしめるたびに深い香りが広がります。


「リンゴ・ミント」


ゼリーの中にリンゴジュースが閉じ込められたもの。お口直しに。


「松坂豚・パイヤッソン・栗・山葵」


この辺りから酔っ払ってきました。笑

白ワイン、赤ワインに手をつけられないまま…

ちなみにドリンクはノンアルコールにもできます。


「リゾット・ズワイガニ・あご出汁・能登モズク・筋子」


リゾットというよりお粥。

カニと出汁の香りに癒されながら

ショーはいよいよクライマックスへ…!


「クロワッサン」

のはずが、なにやら白い煙の中で何か作っています。


液体窒素で混ぜてその場で作ったこのアイスが

クロワッサン。


材料が同じらしく、確かにクロワッサンのような味のするアイスでした。笑


フィナーレはみんなで舞台を囲んで。


液体窒素の入った冷え冷えのボウルを

みんなで触って「冷たーい」とはしゃいだり

メレンゲを液体窒素に入れてから口に含み

鼻から出る白い煙をみんなで笑ったり。

最後までエンターテイメント!


ちなみにこのメニューの名前は「吐息」。

冷たいメレンゲを含んだあと白い息のことでした。


一体感の中、集合写真を撮って

一連のショーは閉幕しました。


味はもちろん、最高に美味しい!のですが

メニューも、味も、提供の仕方も予想がつかず

最後まで楽しませてくれるレストランでした。

劇場型レストラン、と表現されるのも納得。

一度は行ってみたいレストランとして、これからますます人気になりそうです。

写真を撮りたくなる、語りたくなる。

SNS時代を象徴する今っぽいレストランですね〜。

ちなみにメニューは3ヶ月おきに変わるようです。


新規の方は毎月1日に3ヶ月後の予約を取れるようですので

よかったらぜひチャレンジしてみてください!