週末は外出自粛ということで

ホームシアターで映画を観たり

漫画や本を読んだりしていました。


ウィルス関連でとても面白い作品がありましたので

二つご紹介します。


まずは新型ウィルスの恐怖を描いた映画

「コンテイジョン」。

スティーブン・ソダーバーグ監督

キャストはマット・デイモン、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレットなど。

2011年に公開された映画ですが

今の状況とシンクロすると話題になっていますね。



ネットフリックスやAmazonプライムでレンタルできます。

香港出張から帰ってきたアメリカ人女性が

咳を発症したのち、急死するところから始まるストーリー。

そこから感染が広がり、

あっという間に世界中に拡大し

極限状態の中パニックや買い占め、暴動が起きたり

ブロガーが流したデマに踊らされたり

WHOや研究者たちが危険の中最前線で闘っていたり…。


まるでドキュメンタリーを観てるみたいでした。

悲壮的でもドラマチックでもなく

感情を置いてきぼりにして展開だけが淡々と進んでいく

抑えた演出がまたリアルでした。


これが映画の世界じゃない、

今リアルに起きていることなんだなぁ。


ウィルスがどうやって広がっていくか

人々の恐怖心がどう広がっていくかもリアルで

考えさせられるものがあります。

こんな時だからこそ、落ち着いて対応しなければいけませんね。


もう一つはマンガです。




富士山麓の街で

駐屯した自衛隊員の死をきっかけに新型ペストが流行し

同じ症状の患者が相次いで死亡。

病院には患者が詰めかけ、街は閉鎖

事態がどんどん悪化する中で奮闘する

内科医の女性の話です。

生活が崩れていく様子がリアルな描写で描かれ
 
感染症の怖さが伝わってきます。

一話無料ですので、ぜひ読んでみてください。


どちらも当たり前の日常が壊れる恐ろしさ

それを奪う感染症の非情さが身に迫ります。

緊迫感のある展開で、最後まで目が離せません。

でもとはいえ、恐怖を煽るような描き方ではなく

淡々と時間が過ぎ、いずれ事態は収束に向かっていきます。

ただしたくさんの犠牲と共に。。


不安を乗り越えるためには、恐怖の実態を知り

向き合うことも必要ですよね。

恐ろしさを知っているからこそ、対策できることもある。

これから待ち受ける現実に

覚悟のようなものができる作品かもしれません。


この機会にぜひ観てみてください。