2014年統括でも書こうと思ったんですが、ベストも書き終わって振り返るのもめんどくさくなったので2015年注目すべきなんちゃらみたいなの書きます。と思って書いたらだらだら長くなったので暇でしょうがない人だけどぞ(これでもだいぶ削ったんですけどね…)。
■Indie界隈
誰かがNAVERでまとめてたように、The fin.のようなインディーロック、Lucky TapesのようなAOR、ROTH BART BARONのようなチェンバーポップまで乱暴な括りで邦楽インディーと呼ばれているんですけど過去最高にアツいです。
特に期待しているのは昨年のシングルがアンセム化したインディーロックYkiki Beat。とりあえずフィジカルでも配信でも良いから音源リリースをお願いしたいAwesome City Club(FLAKE辺りから出しそうな感じしますけどね)。あとはアルバム製作中のインディーR&BユニットN.O.R.K.、1月リリースのアルバムでブレイク間違いなしのポップユニットSugar's Campaignとかですかね。SATORIやSAPPYのようなネクストShiggy Jr.的存在が現れるのも期待。
注目レーベルとしてはOrlandが所属するPUMP!、Teen Runningsが所属するSauna Cool、話題のTHE FULL TEENZもリリースしているカセットテープ専門レーベルI HATE SMOKE TAPESとかですかね。というか早くここらへんのバンドは福岡に来て下さい。
■Internet界隈
昨年LLLLを輩出したZOOM LENS、canooooopyやBOOLを輩出したVirgin Babylonは今年も注目のレーベル。canooooopyもですがArµ-2やlee (asano+ryuhei)に代表されるサンプリングものがビート系では主体になりそうです。FUNKOTもJuke/Footworkに続くブームとして拡がりそうですね。ポエムコアやゴルジェやMIKUHOPはまだハードル高いのでもう少し歩み寄ってもらいたい感じあります…。
昨年海外ではPC Musicが話題になったので、マルチネやFOGPAKは引き続き影響力あるレーベル/コンピとして動きそうです。Ano(t)raksはシティポップコンピLight Waveがバズってるのでその勢いのままメインストリームへと雪崩れ込むのかが楽しみ。他のレーベルだときいろれこーずとOMOIDE LABELはおもしろいアプローチが多いもののもう少し質が伴えば重要なレーベルになる気がします。
■Hip Hop界隈
今年渡米する2014年の顔KOHHと#FightClubJPを引き起こしたMOMENTが年明けにアルバムをリリース。そして沈黙していたSOCCERBOYが限定USBアルバムをリリースということで早くも動きが活発ですね。傾向的に90年代ブームが続いているのでLB NationやFG辺りを彷彿とさせるキャッチーなグループがもっと出てきそうです、TOKYO HEALTH CLUB、SANABAGUN、カタコトのような。LOW HIGH WHO?の解散は非常に残念、次の動きに期待です。
ネット上では今年早くもEPをリリースしたDIZZYがまだ楽しませてくれそうです。嫁入りランドやパブリック娘。のようなインターネット感あるグループ、閃光ライオットのファイナリストとなったぼくのりりっくのぼうよみもそろそろ正式音源を出すのではないかと。個人的にはサーモン小暮にめちゃくちゃ期待してます。
■Post Hardcore界隈
昨年のRO69JACK優勝ポストハードコア×アニソン×RPGな魔法少女になり隊が初全国流通アルバムを2月にリリースということでブレイク間違いなしかと。メジャーデビューも決まったヒステリックパニック、V系のNOCTURNAL BLOODLUSTも年末にアルバムをリリースしてギルガメッシュなどのようにシーンを超えた活動をしてくれるのを期待。
あとはニューメタルな流れもあり、昨年SANDとANARCHYがコラボしたようなヒップホップとのクロスオーバーも増える予感。CROSSFAITHとANARCHY雑誌で対談してましたしね。
昨年プログレッシブの流れもじわじわ来ていただけにIsolutionsの解散は痛かった…abstructsなどのソロプロジェクトに期待しましょう…。
■Emo / Melodic Hardcore界隈
昨年末にweave×fog、To overflow evidence×nim、Liaroid Cinema×johannという豪華なスプリットが3作出ましたが何故かあまり盛り上がらず。ツアーに福岡が入ってないからじゃないですかね??
エモリバイバルも00年代前半へと向かっているようにここはcurveのアルバムに期待するしかないでしょう。
叙情系としてはHopeless Ravenがアルバム製作中ということで楽しみです。実力的にはこれからという感じですがBRING ME BACKやAnd Protectorなど若手叙情バンドも増えてきました。福岡もOrdeal、Flag recollect、universe last a wardなどがいますし若手からの突き上げもありそうですね。
■Melodic Punk界隈
昨年のWANIMAの登場はここ最近言ってるメロディック再評価のきっかけになるのかなと思います。彼らが今年どれだけ動けるかで変わってきそうです。メロディックは安定して人気ある04 Limited SazabysとSHANKとFOUR GET ME A NOTSがキーですかね。特にフォーリミはROCKIN'ON JAPANにプッシュされていたりイージーコアAll Found Bright Lightsとコラボするなどシーン外からの支持もあり飛躍の年になりそうです。あと何故か全然違うところからLONGMANとかMISTYの名前をよく聞くのでもしかしたらダークホースになるかも。個人的には青春インディー/メロディックSUMMERMANに期待しかしてないです。
■アイドル界隈
まず外せないのはNegiccoと乃木坂46のアルバム。製作陣だけ見ても傑作の予感しかしないNegiccoと満を持してリリースされる乃木坂46のアルバムは今年の重要作です。
そしてメジャーデビュー&若旦那プロデュースが炎上気味で話題のEspeciaは大人の悪ふざけがメジャーでも続けられるのかという重要な分岐点。Tパレの看板的存在となったlyrical schoolも傑作すぎた前作を超えるアルバムを出せるか楽しみ。でんぱ組.incさんもホールツアーを控えたアルバムをリリース、健全なBiS感あるゆるめるモ!は3月にPOLYSICS作曲のシングルを出したりと今年前半は楽曲派()のリリースが続きます。
あとは北九州発GALETTe*もシングルを4枚出しているのでアルバムはもうすぐだろうし、ライブのクオリティの高さで注目度が上がっているライムベリーのアルバムももうすぐかと。せのしすたぁ、ひろしまMAPLE☆S辺りのロコドルもグッと知名度が上がりそうですね。
というような話を飲みながらだらだらしたいのに友達がいない。