服飾散財通信

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クラシコ系ファッションとBEAMSを愛する40代専門職です。激烈ハードな毎日の中でも、ファッションを楽しむことを忘れずに暮らしています。気軽にコメント残していって下さいませ〜!

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久しぶりの更新になってしまいました。楽しみにして下さっている皆様、いつもご覧頂きありがとうございます。




私がここ数年探していた時計は国産、舶来品、それぞれ一つづつありました。

 


 

国産は前々回ご紹介済みのSEIKO(セイコー)のセカンドダイバー(←リンクアリ)。狙っていた私の生まれ年のモノをゲットできました。

 

 

 

 

そして、もう一つの舶来品が何だったかと言うと…

 

 


 

 



 

 

 

HAMILTON/ハミルトン Chrono-Matic  クロノマティック !!

 


 

このパンダカラー・クロノグラフ。約50年前にリリースされた時計でありながら、今尚新鮮に見える完璧なデザイン。









⬆︎ パンダデザインの時計は数あれど、ロゴを含めたデザインに関してはハミルトンが1番カッコいいと思うのは私だけでしょうか(笑)。




まぁ、とにかく惚れちゃいまして。




色々と調べると興味深い事が。

 

 

 

1892年創業のハミルトンは1969年にスイスに拠点を移しました。その際、ハミルトン、ホイヤー、ブライトリングが合同で開発したのがcal.11。

 

 


 

 



 

 

 

このキャリバー11はマイクロローターを採用した世界初の自動巻クロノとして、歴史にその名を刻む銘品に。


 

 

 

そして、なんと!時計に明るくない人でもその名を聞いた事のあるゼニス・グループの「エルプリメロ」よりも先だったのです!




竜頭が左にあるのは、当時の技術的な問題による配置と言われてます。








 

(⬆︎竜頭位置からして、ハミルトン、ホイヤー、ブライトリングのクロノマティックシリーズがこの三者だと思われます)

 

 


 

そんな、蘊蓄満載のクロノマティックだもんで、世界中の時計ファンが血眼になって争奪戦を繰り広げておるのです。

 

 


 

それこそ、リーマンショック直後は15万円位で購入できたのですが、ロレックスでもオメガでもない当該機が30万を超えて来る事態に…。

 

 

 

 

 


 

 

 

 ⬆︎ ここ4ヶ月はebayでも全く出てこず…。


 

 

時計に明るい友人にお願いして、日本に入荷したらご連絡をお願いするも…中々難しく。

(その節は本当にありがとうございます。)

 

 


 

私もヤフオク、メルカリは勿論、ebayも日々チェックし、3ヶ月に一度の頻度でebayに出品されるブツに戦いを挑むも負け続けるほどの白熱した1年を過ごしました(笑)。

 

 


 

 

『もーこりゃ、5、6年見ないとダメかな?』と思っていたら…、MONO MAX 12月号にこんな記事がっ!!

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

⬆︎  HAMILTON/ハミルトン Intra-Matic イントラマティック として復刻。

 

 

 

『おおおおおぉぉぉぉおおおおぉぉ!!』


 

なんと、2018年11月に復刻販売するとのこと。

 

 

 

驚きましたが、その気配は昨年からあったのです。

 


 

…と言うのも、2017年にイントラマティックとして逆パンダ仕様の42ミリが昨年復刻。しかも当時はなかった逆パンダデイト。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

ハミルトンファンらがこぞって購入した逸品でした。

素晴らしい逆パンダデザイン!!

 


 

それでも、私が欲しかったのはあくまでも『パンダ🐼』。しかも腕の細い私には42ミリはデカイ。

 

 


 

ちなみにオリジナルのクロノマティックは38ミリケースという小ぶりなところがある意味で魅力なワケです。

 

  

 

 

だもんで、今回の50年の時を超えての『復刻パンダ40ミリ』リリース・ニュースを知った時、

 

 


 

『こりゃ、もぅ買うしかないっ!』と思った次第でして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⬆︎因みに同じタイミングでブライトリングもクロノマティックタイプを販売!?

 

 

 

お陰様で、挑んでいた国家資格試験も無事に合格。『自分へのご褒美』と買う理由が出来たので購入することに(笑)。


 


 

オフィシャルサイトにも登録あるショップで、10パーセントポイント還元を狙ってゲット。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当該機のH31はETA(VAl7753)をベースに開発されたキャリバーで、パワーリーザーブで約42時間駆動から60時間に改良された新キャリバーを搭載。

 


 

だもんで、1週間で2日浮気しても“まだ”動いていてくれるであろう(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 ⬆︎ 実物マティック(笑)。

 

 


 

私の仕事はロレックス等の分かりやすい高級時計の装着が躊躇われるため、ツウ好みな物になるのです。


 

 

まぁ、パテックフィリップまで突き抜ければ普通の人は分からないかもですが(笑)。

 

 


 

でも、それなら庶民の私は車買いますかね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて 色々言うてますが、とにかく気に入ってます!

 

 

 

長い相棒になってくれると良いなと。

 

 

 

 

 

 

 

 



⬆︎ベルトの色が変わっている事については…再来週あたりの東京ジェンツのブログにて。



  

 

 

でも、やっぱり実物でオリジナルのクロノマティック・パンダを見てみたいかな~(笑)。


 

 

 

 

とか言わないよ絶対~。って、やっぱ言えないよ絶対~…

 

 


 

どっちやねん。

 


 

 

 

ヴォナ・ノッテ〜!

 

 

 

 

 

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久々の投稿となり、アメブロアプリの使い方を忘れかけたトモ・クルーズです(笑)。



夏前から四十路最後の資格試験が本格化してしまった事に加え、東京ジェンツ・ブログの週イチブログが重くのしかかって来たのが主な理由です(((; ఠ ਉ ఠ))。



それでも放置した割には驚くほどのアクセスを頂ける日もあり、細くならないのはひとへに皆様のおかげだと心より感謝申し上げます。今後は当ブログもシッカリ更新して行きたいと思います。





今回はスーツのサルトリアーレ(フルオーダー)について。





お世話になったのは…









⬆︎ MICHELE & Shin Itary.
(ミケーレ&シン・イタリー)



始まりは東京ジェンツメンバーの散財診断士さん、ナオキさん、kouseiさんの3人。



彼らが早々にミケーレアンドシンでサルトリアーレしたのがキッカケでした(Tokyo Gentsサイトにリンクあり




私もミケーレさんの『イタリアン ハンドメイド・サルトリアーレ』に興味はあったのですが、プライスに二の足を踏んだのと(笑)、とにかく忙しくて出遅れました。




それでも、皆と一緒にお店に赴いたところ店主の松本さんのハートウォーミングな接客や面白いピッティ話、ジェンツを認めてくれている点などが私の心に刺さりまして。
 



何事も経験!とサルトリアーレさせて頂く事にしました。









まずはオーダーと言っても、ジャケットにするのか、スーツにするのか?ココは非常に悩みました。




というのも、この時のミケーレさんは変革期前でして、吊るしの生地の中から選ぶシステム(現在はバンチからも選べます)。




私の中で秋冬の構想が今ひとつ明確にならず悩んでいたので中々ヒットする生地がなかったのです。





しかしながら、2019年初頭にかなり大きな催しの主賓に呼ばれていることから、『こりゃ、そこで着るスーツを作ろう!』と腹を決めたら、イメージが徐々に明確になって行きました。







『クラシック回帰』の流れの中、今の気分は『地味目な中に華を持たす』こと。



茶系やチャコール系の少しトーンの落ちた無地orグレンチェックなどで探すと…











⬆︎目にとまった生地がありました!




でも、店内ではよくわからない(笑)。




この旨伝えると代表が『よし、外で見てみましょう!』と他の生地も持ちながら確認させて下さいました。











この辺りのフットワーク軽いスタンスはフルオーダー初心者には本当に助かります。



光の当たり具合でペーンが少し立ち上がってくるこの生地に決定!!










次はデザイン。



ダブルはそうそうに決定。ゴージ位置とラペル周りに思い入れがあるので、かなり細かく伝えさせて頂きした。










イメージは『ペトリロとラティーノの中間位のラペル幅デザイン』で、ゴージはラティーノより低め、丸みをおびたデザインであること。




仮縫い時点でフィックスできるので、この時点ではここまでとして採寸へ。











かなり細かい所まで測っていくので、涼しい顔しながら『へ〜、こんな所まで計測するのがフルオーダーか〜!』と心で思ったのはナイショです。







そして、2ヶ月後…『仮縫い』。










かなりジャケットの形を成して来ました。





早速袖を通し、フィッティングのインプレを伝えます。腕周りをハウススタイルよりも太く、ウエストもかなりシェイプされていたので緩めてボックス寄りに、そして丈をラペルに合わせて長くなど。



そして最後にラペルデザインの詳細を決めていくのですが…










とても興味深い!



面白かったのが、着用したままチャコでラペル幅やデザインのラインを書いて行くこと。




『もう少し太く』、『もう少し丸く』、『ゴージ位置はもう少し低く!』とか。











パンツは初のベルトレスを採用。渡りをかなり太くもって裾幅は18cm、ダブル幅は4.5cm。ヒップラインをフィットさせ過ぎない様にしました。






そして1ヶ月半後に完成したのがコチラ!!











トモ・クルーズモデル・ダブルブレスト・スーツ!

(サルトリアーレなので、当たり前ですが)




出来上がりを見た感想は『おおぉ〜!やっぱりこの生地で正解!』。




…というのも、他のジェンツメンバーから「あの生地は失敗なのでは?」なんて言われてたので(笑)。











⬆︎ミケーレアンドシン謹製のボックスイン・プリーツも素敵です❤︎



本来ならばココで引き渡しになるのですが、ココから着丈を2センチ出し、アームホールにあと1.5センチゆとりを持たせる仕様に修正をお願いしました。



『ちょっとご迷惑かな?』とおもったのですが長く着たいアイテムだからこそとの思いでお願いしたところ、快く最終修正に応じて頂きました。




ココからは写真で見て頂きたいと思います!









⬆︎こだわったラペルデザインにグッと来ます!




既成のバンチには無い日本文化に馴染む厳選生地が映える、サルトリアーレならではのオリジナル感!








⬆︎全体で見て頂くとこんな感じ。




肩幅が余って見えますが、ココがナポリのサルトリアーレの特徴で1センチ位余らしてのマニカカミーチャが本場の仕様こと。




そう言われちゃうと納得してしまう(笑)。












⬆︎ 先日お店に伺った際には『まだこの生地の在庫があり、あと3着なら作れる』とのことでした。



気に入った方がいらっしゃいましたら、ミケーレさんに問い合われてみて下さいませ。



一応、ミケーレさんのプライスリストを載せておきます。




🔽Michele&Shin Itary Price List

+FULL HAND LABEL+

  • Suit  all 180,000(+tax) 
  • Jacket  all 130,000(+tax)  
  • Coatall 140,000(+tax)   
  • Vest  all 55,000(+tax) 
  • Trousers all 50,000(+tax)  

表示料金はすべて現地買い付け生地でのお仕立て価格となります。バンチブックからお選び頂く場合、+3,000/m~となっております。

+WHITE LABEL+

  • Suit all 98,000(+tax)
  • Jacket all 65,000(+tax) 
  • Vest all 35,000(+tax)  
  • Trousers all 33,000(+tax)   

表示料金はすべて現地買い付け生地でのお仕立て価格となります。バンチブックからお選び頂く場合、+3,000/m~となっております。
WHITE LABELのみ初回仮縫い要 仮縫い¥20,000(+tax)










人生で最後かも知れない!?サルトリアーレ体験。




皆様におかれましても、是非一生のうちに体験されてみて下さいませ、貴重な経験となるかと思います♪











ヴォナ・ノッテ〜!