【ゆのみん企画・バースデイ記念第1弾:かっこいいヒョン】
『この世に生まれて』
「ユノ!誕生日おめでとう!」
「おう!サンキュ!!」
「ユノヒョン、おめでとうございます!!」
「ありがとう!」
「ユノオッパ!!お誕生日おめでとうございます、これ私たちから!」
「わー、ありがとう!!嬉しいよ!!」
今日は、ユノヒョンの誕生日。
今年は珍しく誕生日に事務所にいるヒョン。そして、僕。
ヒョンが廊下を歩く度、いろんな人から声をかけられて・・・見る見る間にヒョンの両手はプレゼントの山になる。
「ちょっと持ちましょうか?ヒョン?」
「うううん・・・大丈夫・・・。みんなの気持ちだから・・・自分でもつさ。」
そういって、僕に優しい顔をして微笑んだ。
おととしの誕生日は、寒空の下に集まった沢山のファンの子達にファミレスでご飯おごってましたよね・・・去年は、ドラマの撮影でした。
どちらの日も・・・別々の仕事で・・・ヒョンの誕生日には一緒じゃなかった。
でも・・・今年は一緒だ。珍しい。
僕はここ五か月くらい死ぬほど忙しかった。バラエテイ番組の収録、ドラマの撮影、カムバックの活動・・・休みなんてまったくなかった。
ヒョンとも別々の仕事が多かった。ヒョンはヒョンで忙しかった。
年末が近づいてきて・・・カムバックの活動に入った。僕は東方神起の活動に専念するため、バラエテイ番組を降板しドラマの撮影も終わった。
次は日本でのプロモーション活動に入る。2月5日に日本で新曲が発売されたからだ。
そんな忙しい合間の・・・ヒョンの誕生日。
今年も事務所の会議室はヒョンへのお花やプレゼントで埋め尽くされていた。
相変わらず写真を撮ると、ヒョンは事務所中にお花を配っていた。
去年、花をもらいに来た後輩のEXOのメンバー達。今年は、自分たちで花をもらえるほどに成長して人気もえていた。だから今年はこないかな・・・っておもってたら・・・お花の前でうろうろしている。
「好きなの持っていっていいからな。いっぱい飾れよ!!」
にこにこしながらヒョンが彼らに声をかける。
「はい!!」元気に答える後輩達。
「なあ・・・練習生たちもよんでやってくれるか?」
そうユノヒョンが頼むと「わかりました!!」と満面の笑みで答えていた。
「ヒョン、今日の予定は?」
「え?今日は雑誌の取材だよね?チャンミンいっしょだろ?」
「ちがいますよ、仕事の後です!お誕生日パーテイあるんでしょ?」
「ああ・・・友達がやってくれるって・・・チャンミンもいこうよ!!」
「遠慮しておきますよ。ヒョンのプライベートなお友達でしょ?」
「そうだけど・・・気にしなくていいぜ。俺は全然かまわないよ。」
「ヒョンは気にしなくても・・・僕は気にしますよ。」
やんわりとことわる。
「そうか・・・」ちょっと残念そうなヒョン。
「実はね、雑誌の取材の後、僕には別の仕事がはいっているんですよ。だからいけないのです。」
「なーんだ。」
「今日は夜通しですか?」
「ううん・・・そんなことできないよ。明日も早いし。みんなも働いてるしね。日が変わらないうちに帰って休むつもりだよ。」
「へえええ・・・ヒョン、ちゃんと考えてるんですね。」
「いつも考えてるじゃん。」
「そうでしたかねー。」
「こいつー。」
そういって、あははははって大きな声で笑った。
嬉しそうだ、ヒョン。
そんなヒョンを見てるのが好きだ。僕まで嬉しくなる。
そして・・そんなヒョンを驚かせたくなる。
「明日は・・午後からでしたよね。」
「ああ・・・明日はスタジオだったよな。」
「はい。」
そうこうしてるうちの僕らの控室へ到着。
扉を開けると「おお、おはよう!!おめでとう、ユノ!」とマネージャの元気な声!
「ありがとう!!」両手いっぱいのプレゼントを掲げて微笑むヒョン。
「おーまたいっぱいもらったな。」
「ああ・・・ありがたいよ、本当に。」
「まあ、お前の人望さ・・・遠慮なく受け取っておけよ。」
「うん・・・。」そうヒョンは、はにかみながら答えた。
「チャンミンは、ユノに何をおくったの?」
「え?僕ですか??」
「えーお前、まだユノにお祝いしてないのかよ?」
「いいんだよ・・・マネージャ・・・。」困り顔のヒョン。
「もー、仕方ないですね・・・・後で渡すつもりだったのに・・・。」
そういって、バッグをごそごそ探る。
そして、取り出した掌くらいの箱。
「はい・・・ヒョン。お誕生日おめでとうございます。」
「え・・・チャンミン・・・。」
「ほら・・・開けてくださいよ。」
「あ・・・ああ。」
そうっと、箱を手に取るヒョン。
「おー楽しみだな、ユノ」
「うん・・・そうだな。」
ゆっくりとゆっくりとリボンをほどいて・・・包装紙をあける。
中にあった誕生日カードに目を通し・・・クスッと笑うヒョン。
「ありがとう・・・チャンミナ・・」僕に笑いかける。
反則だよヒョン・・・・そんな素敵な笑顔。
箱のふたをパカッと開くと・・・・それはヒョンが前から欲しがってた時計。
「わああああ・・・・。」驚くヒョン。
「チャンミン・・どうして・・・しってたの?」
「伊達にね、一緒にいませんよ。」
「でも・・・・。」
「控室で・・・よくタブレットで見てたでしょ・・その時計。」
「あーそれでか!!わああ・・・ありがとう!!」
早速腕につける。うん、よく似合ってますよ、ヒョン!
でもね・・・・これだけじゃないんですよ・・・ふふふっふ♡
<つぶやき>
バースデイ記念第一弾:かっこいいヒョンがテーマの『この世に生まれて』
まさかの明日へ続く・・・ww
いつものごとく・・・字数制限にひっかかり、本日の更新のみでは終わりませんでした。
明日まで、ユノのお誕生日の余韻を引っ張りますww
よろしければ・・・明日12:00にお越しくださいませ。
お待ちしております!!
白おおかみ
【ゆのみん企画第56回お題:バースデー企画第1弾:かっこいいヒョン】
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