フランス諜報機関 DGSE 人質救出作戦失敗!!?? | タクティカル コム

フランス諜報機関 DGSE 人質救出作戦失敗!!??

11日、フランスの対外治安総局(DGSE)の特殊部隊が、ソマリアで過激派「アル・シャバブ」に拉致されたフランス人の人質の救出作戦を実施、失敗したそうです。

人質のデニス アレックス氏は亡くなり、DGSEの2名が死亡したと言われています。
しかし、「アル・シャバブ」側によれば、デニス アレックス氏は生きており、負傷した特殊部隊員を拘束したと表明しているそうです

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対外治安総局(DGSE)は、フランスの諜報機関です。
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インドシナ戦争などで特殊作戦を実施し、1985年には環境保護団体グリーンピース船爆破作戦を実施しています。
まあ、、、素敵!!
おっと、違った。。。。(^_^;)

デニス アレックス氏は、ソマリアの暫定政府軍の訓練を行っていたとか、いないとか。。。

さて、、、、

特殊部隊というと、1つの部隊が何でも出来てしまうように思われるかもしれません。
しかし、それは大間違い。
それぞれの部隊が、そして部隊を構成する小隊が、専門の戦技、戦術を持っています。
その特性を活かして様々な任務に対応するわけです。
情報屋には情報屋の、救出屋には救出屋の専門技術があり、それぞれが選ばれ鍛え上げられた職人の集団なのです。

その中でも人質救出は、最も困難で、高度な戦技・戦術が要求される任務の一つです。
要求される戦技は、高度な外科治療と同じくらいの技術が必要と言われます。
そのため、腕一つでのし上がった外科医と同じ名、、、“オペレーター”という名で呼ばれるのです。
人質救出というのは、一般的に出回っている情報とは、実情は大きく違っています。

この事件、、、もしかしたら、人質が諜報員だったということで、同じ部署で救出しないと、より大きな作戦自体が駄目になる可能性があったのかもしれません。

諜報作戦は、多くの場合、表に出た時点で失敗とも言われます。
いずれ、地下資源などが絡んだものだと思うのですが、、、複雑なんでしょうねえ。。。(ーー;)