【低アルカリ高還元縮毛矯正】



今まで何十年も縮毛矯正をしてきて
いろんな美容師さんに担当してもらいましたが

誰にしてもらっても傷みが出てきて
パサパサになったりゴワゴワになったり

酷い時は
部分的にチリチリになったりしてました

美容師さんには髪質が悪いからと言われて
私の髪質ではキレイな髪にはならないんだと諦めていましたが

貝原さんにしてもらうようになって
3年目になりますが
こんなにキレイな髪になれて嬉しいです。

ありがとうございます。


でも、なぜ他の美容室では髪が傷んじゃったんですか?





Nさんの髪は
癖も強いんですが
髪が細いんですよね…


縮毛矯正の薬は
髪を柔らかくする薬と

ストレートにしたり
パーマで曲げたりと
髪の形を変える
薬の力を使います


どのメーカーの薬にも

髪質やクセの強さに合わせて
ハードタイプ
ノーマルタイプ
ソフトタイプなどがあるんですが


ハードタイプ
どのメーカーの薬も
ほぼ変わりません

なぜなら

薬事法で認められている
限界まで配合しているから
どのメーカーも
ほとんど同じ配合量になってます



柔らかくする薬 9.2〜9.5
形を変える薬    10.5〜11


違いがあるのが
ノーマルタイプとソフトタイプです

ノーマルタイプ

他社A
柔らかくする薬 9
形を変える薬     7

他社B
柔らかくする薬 9.2
形を変える薬     9


僕が使ってる薬
柔らかくする薬 8.5
形を変える薬    11



ソフトタイプ

他社A
柔らかくする薬時 5.5
形を変える薬  2

他社B
柔らかくする薬 8.2
形を変える薬  7

僕が使ってる薬
柔らかくする薬 7
形を変える薬  11


ソフトタイプは
全く違いますよね


この違いわかりますか?

僕の使ってる薬は
形を変える薬はどのタイプも11です
柔らかくする薬が変化してます



メーカーBの薬は
柔らかくする薬は
それほど下がってないのに
形を変える薬が減ってます

これが1番の違いです

Aのメーカーのソフトタイプは
クセを伸ばす設定ではないですね


Nさんの髪は
細くて柔らかいのに
癖は強い髪なので

すぐ柔らかくなりますが
形を変える薬が少ないと
クセが伸び辛いんです

だから
他の美容師さんは
ハードタイプを使って
柔らかくしすぎて
髪を傷めてしまっていたんです




あと
大事なのが
アイロンのテクニックです


アイロンが下手だと
薬の力に頼り
強い薬を使わないと
伸びませんから

髪に
無駄な負担をかけてしまいます



逆に
アイロンのテクニックが
上手なら
薬の力を抑えて
髪の負担を抑えても
クセを伸ばせることができるんです



それと
縮毛矯正のさをする時は

伸びてきた
根元のクセの部分だけに
薬をつけて

ストレートになってる部分には
薬をつけないやり方を
繰り返してます


その繰り返しで
髪の負担を減らしているんです




薬は何を使うか?
よりも
1度伸ばしたところには
薬をつけないことの方が

縮毛矯正の傷みを減らせます



難しい話になっちゃったんですが

簡単に言うと
他社の発想は

髪をなるべく柔らかくして
どれだけ形を変える力を使うか?

って発想で

僕は
形をる変える力は強いままで
髪の毛を
どこまで柔らかくするか?
で薬を選びます


この発想と
このやり方だと
アイロンのテクニックが
必要になるので

美容師さんに教えてるんです