私が大きな影響を受けた人がいます。

1人は武道の師匠だったお方、

今日はもう1人について書きたいと思います。

 

 

ふとある夫婦のことを思い出しました。

ポーランドに初めていった時に受けた

過分なるご親切のことです。

こちらの本にその経験を書きました。

 

 

 

 

 

 

ちょっと長い記事ですが、

どんな出来事があったか

読んでいただけますと嬉しいです。

 

 

当時、夫の給料は20万円もない頃でした。

ボーナスも出たり出なかったり・・・

そこから、マンションのローンやら

車の維持費やら出費がありました。

簡単に言えば、お金がない。

 

 

しかし、やりくり上手な私は、

そういう状態でも年に一回、

超貧乏旅行で、航空券が一番安い

過酷な時期に海外に行っていました。

 

 

その頃、唐沢寿明さん、

黒木瞳さんが出演している

「白い巨塔」が放映されていて、

そこで彼らがワルシャワに行った場面が。

さらに、アウシュビッツの

強制収容所に行った場面がありました。

 

 

アウシュビッツは

ドイツにあるのではなく、

ポーランドなのです。

 

 

で、さっそく行く事にしました。

・・・が、英語圏でもなければ、

まったくの未知の世界。

色々とリサーチしているうちに、

ポーランド在住の日本人の方の

ブログを見つけたのです。

 

 

その方から、

ポーランド情報を得る事にしました。

ツアーではないので、どうやって

アウシュビッツまで行ったらいいか、

観光のおすすめ場所、

気をつけなければならないこと、

色々と教えて頂きました。

 

 

その後、出発間近になったとき、

その男性からこんな申し出がありました。

「空港に迎えに行きますよ」と

・・・深夜に到着の便だったので、

ご迷惑になるかと思い、

丁重にお断りいたしました。

 

 

「遠慮しなくていいです。甘えてください。」

との申し出。ありがたく

お受けする事にいたしました。

 

 

日本の何か欲しい物があるかと思い、

何でもいいのでおっしゃってください、

と言ったら、「じゃあ、お言葉に甘えて

日経新聞2、3日分いただけるかな?」と。

それ以外は何もいらないし、

絶対お土産なども買ってこないで、

と言われました。

 

 

ポーランドには少し遅れて到着。

しかし、そこでロストバッケージ。

私たちのスーツケースが

届いていなかったのです。

そこでかなりの時間

しばられる事になりました。

 

 

到着から軽く1時間半は

過ぎていたと思います。

その方の携帯番号も、

連絡先もわかりません。

 

 

もう、いないだろうな・・・と

思って行ってみたら、

ご夫婦二人でそこでニコニコしながら

待っていらっしゃいました。

 

 

あの2人の笑顔は

思い出しただけで涙が出そうです。

記憶はうっすらとなのですが、

奥様はとても美しいお方でした。

 

 

私はすごく不安だったのでしょうね。

その50代半ばくらいの温かい

ご夫婦の笑顔をみただけで、

涙が出そうになったことを

今でも思い出します。

 

 

「はじめて会ったような気がしない」

と言ってくださいました。

ほんとなんか懐かしい気分になるのでした。

空港のパーキングに車を待たせてあるから

と言って連れていかれました。

 

 

行ってみてビックリしたのが、

黒光りした高級ベンツに

運転手が待っていました。

一瞬ドキ!としました。

 

 

危ない関係の人では?

知らない人にこんなに親切にする?

 

 

ご夫婦は、「遅い時間だから、

軽い物でも食べましょか?」と

言ってくださり、レストランに

連れて行ってくださいました。

 

 

軽いものでも・・・と言った割には、

次から次へと注文するのです。

「若いから食べられるでしょ!」と。

 

 

支払いの時に、

お財布からお金を出そうとしたら、

それを許してくれませんでした。

「ごちそうさせてください」と

お願いされたのです。こんな若造に・・・

しかも言葉遣いも非常に丁寧に。

 

 

その後、少しだけ、

夜のポーランドの街を

車で連れて行ってくださいました。

 

 

ホテルに着くと男性は、

私たちにバスのチケットをくださいました。

 

 

「明日、行く場所には、このチケットで

バスに乗って行けるから」と。

バスのチケット代も受け取っては

もらえませんでした。

 

 

さらに、「アウシュビッツに行く前の日、

電車に間違わないで乗れるように、

一緒に予行演習しましょう。

駅で乗り場や乗り方も教えてあげるから。

アウシュビッツから戻ってきたら、

また一緒に食事しましょう。

感想聞かせてくださいね。

連絡待っています」と。

 

 

私たち夫婦は挙動不振になってました。

なんで見ず知らずの私たち貧乏夫婦に

こんなに良くしてくれるのだろう?と。

 

 

しかも、上から何かをやってあげている

ということが一切なく、すべて、彼は

「私たちに、させてください」

のお願いするスタンスで。

 

 

私たちが、見ず知らずの場所を

安全に旅行するために、

神様から遣わされた使者?・・・

と勘違いも甚だしいのですが、

その時私は、ご夫婦にはどうやって

お礼をしたらいいか考えてばかりでした。

 

 

アウシュビッツに行く前の日、

彼と一緒に駅にいき、乗り方や

乗り換えを教えてくださいました。

さらに、彼は携帯番号が書いてある

紙を私に渡してくださりこう言いました。

 

 

「何か危険な目にあったとか、

大変な事があったら、

絶対に、ここに連絡してください。

私が何とかしますから。

遠慮は絶対しないでください。」と。

 

 

この言葉がどれだけ心強かったか・・・

 

 

そして、ポーランド最終日の前夜、

路面電車でご夫妻とレストランに移動し、

食事を共にしました。

 

 

生演奏があり、お食事もおいしく

そして、その方のビジネスのこと、

生き方、お金の話、

さまざまなご自身の経験を

話してくださいました。

 

 

私たちは、次こそは!と思い、

「今日は私たちに支払わせてください」

とお願いしましたが、

それを許してくださいませんでした。

 

 

で前置きが相当長かったのですが、

ここから本題です。

彼が発した言葉はこうでした。

 

 

「ごちそうさせてください。お願いします。

私たちは大金持ちではありませんが、

小金持です。ですから、ごちそうさせて

頂けると本当にうれしいです。

 

 

そして、もし、ワタナベさんご夫婦が

私たちの立場になった時、

どうぞ、お若い方をこうして

助けてあげてください。

ごちそうしてあげてください。

誰かから、何か頂いた時は、

ありがたく感謝を述べるだけでいい。

そして、出来る時に、他の人に

同じようにしてあげればいいのです」と。

 

 

・・・というような

内容を言ってくださいました。

私の今でも守っている教えの一つです。

その方の足元にも及ばない経済力かも

しれませんが、できる時は

そうしておりますが、まさに

それが文字通りの豊かさを

生んできたのは間違いありません。

 

 

ごちそうになったら、

お礼とかそういうことよりも、

他に同じ事をしてあげればいい、

ということを教えて頂きました。

これはよくブログで書いている

ペイフォワードの精神です。

 

 

誰かから、何かを頂戴したとき、

または接待を受けたり、

ごちそうされたりなどがあった場合、

その方以外の誰かに与えること。

(もちろんお礼をすることもありますが)

 

 

○○ちゃんに食べて欲しいな~、

と思ったらすぐに。

托鉢の方にお金入れたいな、

と思ったらすぐに。

ペットの街頭募金やっている、

そのとき参加したいと思ったらすぐに。

 

 

お金持ちの人が何かをしてくださる場合、

まったく見返りなど期待していません。

もし、その方が喜んでくださったら

うれしいですが、彼らは

それさえ期待していないのです。

 

 

ごちそうしたときに、

「おいしいおいしい」って

食べてくれるだけで本当にうれしいのです。

もちろん、何かしてくださった方には

お礼をすることもあるかもしれません。

 

 

お金がある方へのお礼だから、

高級なものでなければならないと考えて、

高級品を送るかもしれませんが、

しかし、お金持ちにとっては、

そのいただいた高級な物質そのものには、

あまり価値は感じないのです。

 

 

昨日の夜、ブックマークの

サイトの整理をしていたら

その方のブログを見つけました。

 

 

懐かしい気持ちと

一気にあの時受けたご親切や

笑顔のお二人の顔を思い出しました。

 

 

そのブログは昨年2023年6月22日で

止まっていて、その記事のタイトルは

「永遠の別れ」とありました。

 

 

一瞬嫌な予感がしました。

記事には「最後のブログです・・・」と

綴っていました。

 

 

奥様が亡くなられたそうです。

 

 

短い記事でしたが、その記事は

寂しく、奥様への労いの言葉や

愛情表現が綴られていました。

最後のブログ記事の最後の文章は

「ミツコ、50年間ありがとう」

で締められていました。

 

 

たった一度しかお会いしたことが

ない方ですが、胸が締め付けられる

ほど悲しかったのは、妻を失った

旦那様の気持ちを思ったからなのかも

しれません・・・

 

 

ポーランド以来、

何度かブログにコメントさせて

いただくこともあったのですが、

いつしか交友もなくなりました。

 

 

しかし、ご夫婦が教えてくださった

教訓は他者にも発信し、

そして私自身のお金の使い方にも

多大なる影響がありました。

 

 

どうしていらっしゃるかな、

と思い、そのブログにコメントを

書いてみたのですが、

ブログはもう閉じられているので

みていないかもですね。

お会いしてお礼を直接伝えたいです。

奇跡が起きるといいな・・・

 

 

あの時の彼の助言を守ってきたつもりで

生きてきましたが、回りに回って

お金はやってきてくれました。

 

 

私は大金持ちではありませんが

このご夫婦のように躊躇なく

誰かを助けたりご馳走したりなどが

できるようになったのは、

貧乏まっただ中にあった時に出会い

様々な教訓となることを教えてくださった

ご夫婦のおかげだと思っています。

 

 

この記事を読んでくださった方へ

何か伝わればいいなと思い、

再編集して掲載いたしました。

 

 

ゴールデンウィークですね。

素敵な休日を過ごしてくださいね。

今日は質問はないのですが、

感想を頂戴できると嬉しいです。

 

 

 

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これまでに習慣となっていないことを習慣化したい場合、まずは続けやすい環境を作る必要があります。例えばKaoruハーブティーであれば、

 

・定期購入にしておく→毎月自動的に届く

・手に取りやすい位置に置いておく→すぐに飲める

・お気に入りのカップやツールを揃えておく→飲みたくなる工夫

 

など、当たり前のことに思うかも知れないですが、「いかにストレスなく行動に移せるか」という仕組みを作っておくことが大事です。

 

2.     五感を使っていない

ハーブティーを「体にいいから」という義務感で飲んでいると、その良さも効果も感じにくくなります。植物の力をサプリメントや薬ではなく、ハーブティーとして摂るメリットは、味・香り・空間・時間・感情を楽しむことができるというところです。

せっかく飲むのですから、ご自身の普段使っていない五感をフルに働かせる時間にしてみましょう。

あなた本来の感性やエネルギーを高めるのにも一役買ってくれます。

 

3.     自己流になっている

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【〜幸せホルモンを増やすためにできる〜3つのこと】
 

毎日ハッピーな気持ちで過ごせたら嬉しいですよね。たとえ、辛いことがあったとしても、捉え方を変えられたら、過ごしやすくなっていきます。「美人になる方法」のブログを毎日読むだけでも、思考が良い方向へ変わり、幸せに感じることが増えていきますが、もっと、幸せホルモンを増やすために、出来ること3つをお伝え致します。


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①   太陽を浴びる

②   よく噛む

③   ごはん(お米)を食べる

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今回は、食事についてお伝え致します。食サポートをしているので、お話を良く聞くのですが、糖質制限をされていた方が、ごはんをしっかりと食べるようになると、「ちょっとしたことでも、イライラしなくなった」とか、「子供に優しくなった」とかメンタルの変化を言われる方が多いです。

 

なぜかというと、セロトニンを作る時の、エネルギー源になるのが、糖質だからです。だから、幸せな気持ちになるために、極端に糖質を減らしてしまうのは、お勧めできません。イライラしやすくなってしまいます。

 

お米に雑穀をたっぷりと加えた雑穀ごはんは、私たちがハッピーになる栄養素がたっぷり。不足しがちなビタミン、ミネラル、食物繊維も摂れます。まずは、朝食をおいしすぎる雑穀米にしてみて気持ちの変化を感じてみませんか?(コラム 管理栄養士sawasaki)

 

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