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初めまして。つばきです。
今回は海皇水精鱗で、でゅえりおホビステcs優勝できたので、今の海皇について話したいと思います。少々、長くなりますがご参考にどうぞ。
ご注意。デッキが英語版なので写真がかなり見づらいです。ご了承ください。


まず、海皇というデッキは様々な型があり、純・水精鱗・AF・ジェネクスなど色々と存在します。
どれにするかに関しては正直好みなのですが、僕が水精鱗使ったのは安定性と後続性において一番優れていると思ったからです。その詳細は後ほど…


このデッキ、ネプト+水で320032001800の後攻ワンキルのイメージが強いのですが、それは過去の固定概念です。
今は幽鬼うさぎや神、彼岸などワンキル出来ない環境と明らかです。
その上、キルが出来ないと後続持てず返しに負けるというのが、典型的失敗例です。
それで負けは流石に甘えですね。
そこで今回のコンセプトは、アドバンテージと後続とシステムクリーチャーの3つ。1つ1つ説明していきます。



①アドバンテージ


海皇というカード群は、コストという概念で特殊、破壊、サーチをこなします。普通に展開しているだけでアドを稼げるのが強みです。
キーカードはご存知ネプトアビスです。このカード、書いていることは本当におかしくて一枚で二枚アドを稼げる素晴らしいカードです。
そして相方が海皇の龍騎隊。コストにすれば海竜族をサーチできるという準制限のカードですね。

つまりこの2種を使い回せばアドは増えていくということが分かります。しかし、龍騎隊を使いまわすのには貪欲などの制限カードに頼りがちで、2回使えば満足みたいなところがあります。つまり龍騎の存在がかなりカギになってきます。
僕がウンディーネ否定派なのはこのせいで、召喚権を使って龍騎隊をネプトサーチに一枚使うのは明らかにもったいないからです。


では、なぜ水精鱗なのか。


それは龍騎隊を最大限に活かせるからです。パイクやタージ効果でネプトをコストにすると龍騎蘇生すればランク4を作れます。単純かもしれませんが、これがかなり大きいです。
そのランク4が深淵だとすれば、コスト龍騎で1アド・墓地メタ・水500アップと3枚の役割がもてます。かなり強い

またデッキ全体でシナジー持ちつつ動きを活かせます。コストにするされる関係、サーチする関係など、単体のパワーで戦うよりかは全体でパワーで戦うことが出来ます。それが水精鱗の強みなのです。



②後続
これを解決してくれたのはフィアーネプトギミックです。
ネプト召喚で龍騎コストしつつ龍騎とメガロサーチ。龍騎と水コストでメガロ特殊すればフィアーネプトにアクセスできます。



龍騎隊二枚使ってる、矛盾してると思いがちですが、それは違います。
フィアーネプトシステムはそれを解決しますので、先行でネプト+水を持っていればネクロス相手でもない限り動きましょう。

☆フィアーネプトシステム
フィアーでリンデにアクセスします。もちろん破壊したいので、基本はエンドフェイズに打ったらダメです。
リンデ破壊からパイクかタージ特殊(基本はタージ)、コストにネプトで効果起動すれば、場面が先述の状況になります。



この動きはエンドフェイズが基本なので、相手に妨害されにくいというのが強みです。
タージでネプト切って別のネプト回収すればこうなります。

ここで、メガロが倒されなかったと想定して展開しましょう。
まず2体で深淵。コスト龍騎でムーランサーチします。墓地を見れば分かりますが、ちょうど水5体になってますね。ムーラン投げて2ハンデス。
ネプト召喚から重装コストで重装サーチ。メガロコストでネプトを重装に。重装追加召喚でキャットシャーク。コスト重装で対象を深淵にすれば、表2枚破壊しつつオーバーキルできます。



キルできなくても、こちらはネプト+水だけに対して、相手は墓地無効、2ハンデス、表が計3回破壊、高打点要求という状況が出来ます。このギミックが半端なく強いんですよ。


では、メガロが倒されてしまった場合。
2体でエメラルを作ります。エメラルで龍騎龍騎ともう1枚を戻して1ドロー。これでネプト召喚してハンドに水があれば、もう一回同じ動きが出来ます。



プチ貪欲な壺ですね。これもまた強いことが明らかです。龍騎は基本2回までのところを4回まで延ばせるのは、強いギミックです。また貪欲と違い、ほぼ確実に使えるメインギミックなので腐らないことが特徴です。


つまり、フィアーまたはリンデ+ネプトという状況を意識的に作れれば、後続を確保出来るという訳なのです。
また、フィアーにアクセスすることによって、ツイツイなどを相手はフィアーに当てたいがために本命の罠を守りやすいという特徴もあります。


ここで、初動の話。ジェネクス型と違って、ネプトにアクセスする札は明らかに少ないと思われがちなのですが、ハンドの龍騎をコストに出来る、狙撃をサポートするという水精鱗ならではのメリットがあります。ここで1例を。

☆懐かしきリンデ激流システム
リンデ激流でリンデ効果でパイク。水コストで狙撃サーチ。(ここでウンディーネサーチしても1ターンラグがあります)
次のターンに狙撃を通せば、龍騎特殊で深淵にアクセス出来ます。この深淵の価値は高く、龍騎使えるだけではなく、ガトルなどで狙撃を超えれなく出来ます。


また、Gやヴェーラーをチェック出来るので、龍騎サーチ効果をディーヴァにすることも出来るおまけ付き。ちなみに、深淵は相手ターンで使いましょう。うさぎなどの裏目が大きいです。

狙撃にアクセスしやすく、かつ狙撃をサポート出来るのが水精鱗の強みなのです。


③システムクリーチャー
僕は、相手ターンに干渉できるモンスターをシステムクリーチャーと呼んでいます。他のデッキでいえば、ベアト・フレシア・精霊龍・リリーサークラウソラス・ダークロウとかですかね。
この存在が、今の遊戯王で大切だと思っています。8000削ることより、8000守れない状況を作り出すことの方が重要です。


しかしこのデッキ、システムクリーチャーと呼べるモンスターがメインに存在しません。エクストラにも基本的には深淵や重装キャット、牙王くらいしかいません。
ガイオアビスは亜白龍にやられるので環境的にあってません。

それにこのデッキのダメなところは、数少ないシステムクリーチャーを出しにくいことです。ありがちなのが、メガロ龍騎の7+4、メガロムーランの7+8。僕はこの2つを解決する札を探していました。
そこで見つけたのが、この2枚です。


まず、サイレントアングラーから。
効果は自分フィールド上に水がいたら特殊できて、この効果を使った後に手札から特殊できないという、☆4サルベージ対応モンスターです。
これは7+4の解決です。龍騎は何度も言いますが、エクシーズ素材などにして3回目の効果を起動させることがカギになってきます。アングラーはそれが出来るのです。
ここで深淵を組めば、メガロが2900になり、ベアトを超える打点になります。彼岸相手にはかなり強い札ですね。それにフィアーネプトを返しに持ちつつ、+龍騎効果があるので明らかに有利になっていけます。




次に水精鱗アビスマンダー。顔が憎たらしい…
効果は墓地に存在するときに、除外してフィールドの水精鱗のレベルを永続的に1か2上げます。
なんとも地味な効果です…
ですが、これは7+8の解決になっています。また7+7にも使えます。
7を8に変換出来るので、前期によく見たタイタニックや、罠ビに強いフェルグラにアクセス出来ます。このデッキのタイタニックは横のネプトを守れるおまけ付きなので、かなり強いです。

そしてこのカードのおかげで先行に強くなれました。環境の初めで先か後どちらがいるか分からない状況だったので、先後どちらでも強くなれる構築にしました。
で、これがなぜ先行を強くするのかですが、あるかないかでは違う動きになれるからです。
そしてここで重要なのが、ディニクの存在。

☆龍騎+ディニクルート
龍騎コストでディニク。効果でマンダーとディーヴァサーチ。ディーヴァ召喚からネプト。龍騎落として好きな海皇とムーラン回収。2体でたつのこからマンダーとシンクロしてクリアウィング。
ここで墓地は水6体なのですが、マンダー除外して1上げれば、水5体に。ムーラン特殊から8になったディニクとムーランでタイタニック。


ハンド4スタートでかつ、魔法1つと5以上の効果または5以上を対象とする効果を無効にできるので、最大で4枚否定出来ます。かつ、こちらは2枚スタートで海皇1枚が残っていて、またムーランが素材にいくことでデメリットがなくなります。


☆ネプト+ディニクルート
ネプトで龍騎コストで龍騎メガロ回収。龍騎コストでディニク。ここで他に水があれば龍騎はネプトサーチ、ディニクはマンダー。マンダー+水でメガロ。効果でフィアー。マンダーで1宣言から2体でタイタニック。



これは横のネプトをタイタニックで守りつつ、フィアーネプトシステムが作れます。






ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。海皇使いの方または海皇を始める方に少しでも参考になれれば幸いです。