ハロー、サタデイナイト!
日々、時間を過ごしていると言うより時間が過ぎ去っているみっちょみです。
お元気にしてますか。
最近だと、ハイキューの連載終了に、喪失感を感じて居ます。
コミックス派なのであと2巻で公式のみんなに会えなくなるのかと思うと、1話1話が涙でいっぱい(いつも)です。
8年半ありがとう、ハイキュー‼︎
本誌も買いまして、シールが付いて居たので貼りました

ついでのように新しいパソコンのお披露目よ。
ネトフリが観やすくて嬉しいです。
おたくよ、ギヴンを観てくれ。たのむ。
8月には映画化するんだ。たのむ。
あとは
バナナフィッシュ
聲の形
響
チャイルドプレイ
にがくてあまい
同級生
を連続して観たよ

映画館に行きたいです。
おそ松三期も楽しみだね。
ご飯が美味しくて驚いた!
やっぱりここでもラムネをチョイス。
そうしさん出ません

イデアズちゃん!
ハイチュウとかぷっちょ大好きなのでここコラボしてくれて嬉しい。美味しい。
飽き性が飽きずに続けています。
高頻度でログインして楽しんでる、ツイステ。
顔がよい。よいよい。
Yz8CBzLt です。よかったら

さあ。
なつはこれからだから、みんなも体調には気をつけてね。
みっちょみ
何年か前にらうさんの絵に小話付けるっていうツイートのやり取りをして、異形頭のイラストを投げて貰ってそのままにしていたやつ。折角だからどうぞ。
「三つ目の男」
-----------
「ほら、また。」
ほんの一瞬前までカラカラ笑っていた彼女は、ピタリと動きを止めると、今度はむくれたような顔付きで不服そうにこちらを指差した。
「え?」
何がほらで、またなのか、とんと見当もつかない。
「ほらまた!貴方いつも私が笑うと額を触るのね。」
彼女の差した指先が、俺の額を覆う手の甲に触れる。
「人を指差すのは止めなさいよ、行儀が悪いよ。」
ほんの少し狼狽えてしまいそうになったのを抑えてバレない様に、手の甲に触れた指先を出来るだけやんわりと払った。
なんてことはない。
彼女が気付いている筈がないんだ。
「何よ!」
指先を払った事でどうやら機嫌を損ねたらしい。
「いったいそこに何が有るっていうのよ!」
睨む様に彼女が俺の額を見つめる。
何もないよと肩を竦めて苦笑い。
「それに。」
「そんな伸びるまで前髪を放ったらかしにしてるから、貴方前が見えなくて、目つきが悪いって言われるんだわ!」
その言葉と一緒に、前髪を掻き上げようと差し出された手に驚いて、今度は強めに払ってしまう。
払ってしまった後で、今のはミステイクだったなとぼんやり思った。
「なーにーよー!」
向かう先を阻まれた手を握って眉根を寄せる彼女。
"其処には何もない"はずだった。
何か有ると言ったところで信じて貰える筈もなかった。
コホン。
「俺には第3の目があってだな。」
まるでわざと吐いた嘘のように、大げさな口調で俺は言った。
「お前には見えないだろうが、丁度額にその目があって。人の悪意とか善意が...」
言い掛けて彼女の顔が更にみるみる歪んでいくのを感じた。
「ちょっと。」
俺の言葉を遮る様に聞こえてきた不服そうな声に少し怯んだ。
「あんた。私が信じないと思っているんでしょう。」
怯んだ事を見透かしてか、なおも真っ直ぐこちらに視線を送ってくる彼女。
「信じないと端から決め付けて、それで、そんなバカにしたような口調で話すんでしょう。」
彼女の真っ直ぐな視線が眩しくて、目を開けているのがやっとだった。
「だってお前。そんなファンタジーが、本当に在ると思うの?」
大きく首を傾げてみせる。
「信じるわ。」
彼女はなおも射る様に見つめてくる。
「俺が嘘つきなだけかもしれないのに?」
「信じるわ。」
「見えないのに?」
「信じるって言ってるの!」
くどい、と憤慨して少しだけ声を張り上げた彼女は苛つきを隠せない様ではあったが、そこに悪意は無かった。
彼女の眩しさに耐え切れず俺は額を掌で覆い隠す。
掌の下には確かに何かが存在した。
生まれて物心ついて、自分だけに特別存在するものだと知って、他の誰にも見えないとわかった。
見えないものを理解出来る人は今までに居なかったしこれからもきっと現れない。
そう思っていた。
「...俺には第3の目があって。」
この切り出しで話したことは過去にも幾度かあったんだ。
ただし、話し終える前に嘘だよと笑って逃げるのが常だったけど。
「人の悪意とか善意が見えるんだ。」
人間ていうのはさ汚い生き物で、どんなに笑顔が絶えない、優しいと万人に形容される人であっても裏に抱えてるものはどす黒く淀んでいるもんなんだ。
いままで少しも悪意を持たない人間を俺は見たことが無かったから、黒く汚れた視界にはすっかり慣れてしまっていた。
だけど、だから。
「人の善意っていうヤツがさ、どうも俺には眩しくて。耐えられないんだわ。」
お前が笑うと黒く汚れた世界すら実は綺麗なものだったのかって錯覚するんだ。
きっと誰かから見る俺自身も薄汚れているに違いないのに。
そうじゃないのかも知れないって勘違いをしてしまいそうになるんだ。
「お前が笑うと苦しい。」
続かない
