原付魂 ~永遠のバイク小僧 スキマのブログ~ 

原付魂 ~永遠のバイク小僧 スキマのブログ~ 

バイクへの憧れ、バイクに乗り始めた時の情熱を何時までも忘れたくない…。
そんな気持ちを「原付魂」と勝手に命名しました(^。^;)
お金がない、時間もない、運転も上手くないし、メカに関する知識もない。それでもバイクに乗り続けるスキマのつぶやきです。

手術直後から続いていた胃痙攣からの睡眠不足も、よく効く痛み止めに変えてもらってから一気に好転、お腹にささっていた管も引き抜いてもらい、リハビリで院内の廊下や階段を歩き出したのは手術後7日目のことでした。

点滴からの栄養ではなく、久しぶりに口から食事をとりました。

それが僅かな水っぽいおかゆだったとしても、自分の身体が健康に向かっている実感を感じられてちょっと嬉しく思いました。

 10日目にはそろそろ退院に向けての準備が始まり、2週間たったところで自分で荷物をまとめて病院を後にしました。

 家族を呼ぶほどの大事でもないかなと思ったので、そのまま荷物の入った袋をたくさん抱えて駅の方に向かって歩き出しました。

 マスクをしていても感じる外の空気のにおい。街の騒音。たった2週間しか社会から離れていないのに病院とは違った環境に身体がおどろくほど適応しない。

 リハビリでは元気に歩けたのに、ちょっとした坂道や階段を登るのがしんどい。車のクラクションに過敏に反応してしまう。

 もう今までの自分とは違うんだなと色々な事で思い知らされてしまい、ちょっと気分を沈ませまがら帰宅。

 自分の部屋に戻ってくれば気持ちも落ち着くかもしれないと思っていたのに、無性に煩わしく感じてしまい、昼間だったのにそのまま寝込んでしまったのでした。

 

つづく

 

 

大腸内視鏡検査の結果、盲腸付近に腫瘍があるとのこと。

地元の大学病院に紹介状を書いてもらい1週間程の入院。

内科医師から内視鏡で切除すると言われ、いざ始まってみたら大きすぎて内視鏡では取り切れないとの事で再度外科で腹腔鏡手術を受ける事に。

事前検診の後、2度目の入院。

腹腔鏡手術で盲腸あたりから周辺リンパ節などを含め30センチ程切除したとのこと。

手術が終わって麻酔が効かなくなってからも、痛み止めの薬が点滴されていましたが、腹痛が収まらない。

手術の傷口の痛みではなく、胃痙攣みたいな動き。

お腹からは管が出ていて、腕には点滴。足にはむくみ防止の機械が巻かれていて寝た姿勢ではいるものの、熟睡とは程遠い状況が続くのでした。


〈つづく〉


…きてください。


…起きてください。


手術終わりましたよ。


気がついたら全身麻酔でいつの間にか意識を失っていたのでした。


ものすごく明るい手術室の天井から、薄暗い廊下の天井が見えるようになり、廊下よりちょっとだけ明るい病室に戻ってきたのでした。


あの手術から2年ほどの歳月がたちました。


会社の定期検診で異常値がズラズラと並び、クリニックから会社に緊急連絡があったとのこと。

特に血圧、血糖値がすごくて再度かかりつけの地元の医院で診察を受けた結果、紹介状を書かれ2週間ほど大学病院に入院することに。

それだけならまだしも入院中に下血まで発生し、退院後に内視鏡検査することに。


おりしも会社では早期退職希望を募っている時期と重なり、定年よりちょっとだけ早くサラリーマンを卒業。


第二の人生は「病人」としてスタートすることになりました。


〈つづく〉


 
  急にぽっかりと予定のあいた休日。
秋の景色が見たくなって、チョイ乗りのつもりで
走り出しました。

4号バイパスは冷たく強い風が吹いていましたが、
陽が昇ってくれば、やがて暖かくなるのでは
ないかと思いいつつ、無用心にも北上してしまい
ました。

大型トラックの列と一緒に坦々と走り続けて
いたら、宇都宮まで渋滞なしで到着。
埼玉ならば何の問題もない軽装でしたが、
やはりちょっと寒い。街道沿いの温度計は7度。
鞄の中から冬用の手袋を出して取り替えて
みます。ちょっとはましになったような…。

ここまで来たならばせっかくですから日光に
登ってみたくなり、いろは坂を目指します。
まだ朝が早いせいか、それほどの混みようではなく、
杉並木を進んでいきます。
 
強風が吹いたせいでしょうか、杉の落ち葉が路肩にどっさり
と落ちていて、沿道の商店の人たちがスコップで雪かきの
ように落ち葉を片付けている姿をみかけました。

 
日光の駅のあたりもそれほど混んでいるという
ほどではなく、いろは坂の手前まではスイスイと
来てしまいました。

いろは坂手前で有料道路と合流するあたりから
本格的な渋滞にはまりました。
寒さが気になっていたので、これ幸いに四輪と
一緒に止まって、しばらくひなたぼっこ。
日光に来たのは久しぶりですが、いつ訪れても
山の景色の美しさは素晴らしく、眺めていて
飽きません。

いろは坂にさしかかると渋滞していた車列も
ようやく流れ出したので、観光バスの後ろに
続いてしずしずと登っていきます。

明智平あたりからは寒さがさらに厳しくなって
きまして、うかつに軽装で来てしまったことに
改めて後悔してしまいました。
 
いろは坂を登りきり、華厳の滝に行きたかった
のですが、いかにしても寒すぎたので、以前
寄ったことのある中禅寺湖畔の喫茶店を
思い出してに滑り込んでしまいました。

喫茶スプーン
 http://tabelog.com/tochigi/A0903/A090301/9000974/
前回は夏場に来たので 暑くてかきごおりを食べた
のですが、今回は寒すぎてホットコーヒーで暖を
とらせてもらいました。
 
喫茶店の窓から見える中禅寺湖は冷たい風に
さらされて、さざ波がたっていました。
 
行きかう車の数はあっという間に増えてきました。
華厳の滝はあきらめて戦場ヶ原に向かう事に。
 
ここで、決断のとき。
このままでは寒さで風邪をひいてしまう可能性
高いので、日光にとどまる事を断念。
引き返すにも車の数が多い事から、金精峠
から群馬県側に進む事にしました。
 
奥日光から金精峠を目指します。
晩秋ならではの風景が広がります。
  
 
 
 
トンネルを抜けて群馬県に
 
 
群馬県片品村あたり。
標高が下がってきたせいか、先ほどまでの
厳しい寒さから開放されて、ほっと一息です。
 
もろこし街道も良い景色が続きました。
お昼近くになり、ちょっと腹ごしらえ。
片品村「みどり家」でお蕎麦。
http://tabelog.com/gunma/A1003/A100302/10012981/
 
 
 
あつあつの蕎麦湯がおなかにたまると
ようやくほっとしました。

このあと、鎌田の交差点で天気雨、尾瀬のほうには
黒い雨雲が見えていたので、赤城方面に向かうことに
しました。
 
南郷の曲がり家で休憩。
https://www.city.numata.gunma.jp/introduction/magariya.html
 
 
 
 
 古民家に癒されました。
 
赤城山北面をのんびりと走ります。
 
木立の中でちょっと休憩。
しんと静まりかえった中に枯れ葉が舞う音
だけが時々聞こえてきます。
秋を感じるひと時でした。
 
陽も傾きだしたので、また寒さの心配をしないうちに
帰ることに。 
次回はちゃんと着込んで走る事します。

 
 
 今年の春に訪れた国営ひたち海浜公園。
http://hitachikaihin.jp/
ネモフィラの美しさに感激したのですが、秋にはコキアがあると知ったので
行ってみました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
  
  
 
 
 
 
 
ちょうど今が見頃のようでした。

春のネモフィラの時と同様、家族で、ペットと共に
写真をとる人の姿も数多く見かけました。

訪れた人たちは、立ち止まり、何度も振り返り
ながら丘を降りてきます。

確かに思い出に残る場所です。

 
9月のシルバーウィーク。待ち合わせ場所にした道の駅で一年ぶりに顔合わせした仲間と、大した言葉も交わさずにいつもの道を走り出しました。

道端の彼岸花を眺めながら田舎道を走り、一年ぶりに先輩の墓参です。
好物を供えて新しい花に取り替え線香に火をつけて…。

手を合わせるのも念仏を唱えるのもなんだか似つかわしくなく、墓石の前でここ一年行って来た場所の話や共通の知り合いの話などそれぞれとりとめもなく話して…。

「じゃ、また来年」

とつぶやいて霊園を後にしました。

帰り道も、特に話すわけでもなく、かるく手を上げて挨拶しながら流れ解散。
初めて出会ってから25年。あの頃は年をとることなんて想像することが
出来なかった。
「またいつか」は、ありそうでないことに気づいてからは口数も減りました。





 
ビーナスラインを下り、八ヶ岳エコーラインを走り
小淵沢に入った頃にはあたりの雰囲気は夕方に
なっていました。
今回のツーリングの最終立寄地である
北杜市明野ひまわり畑には暗くなり始めてから
の到着となりました。。
 
閉店間近の八ヶ岳スモークで腹ごしらえしてから
ひまわり畑に降りていきました。
 
この時は駐車場真下のひまわりはまだ咲いて
いませんでしたが、今頃はちょうど見頃では
ないかと思います。
 
まだ日が沈むまでのわずな時間で撮影します。
 
  
 
雲の間から夕陽がさしてきました。
 
そろそろ引き上げる事にします。
   
最後にちょっとだけひまわり畑の脇によって
みました。
 
あっという間の二日間でしたが、行けてよかった。
泊りがけのツーリングはなかなか出れないので
貴重です。
夏はまだあと少し続くようです。
また走りに出かけたい…。
 
国道62号を走り、国道464号に進みます。
つづらおりの峠道を登っていくと、いつのまにか涼しい
風が吹いてきます。
  
 
白樺林のところで休憩。交通量も少なく、
小鳥の声があちこちから聞こえてきます。
お気に入りの場所で、ここに立ち寄るのを
楽しみにしていました。

美ヶ原の鐘の音を聞きながら、ビーナスライン
を進みます。
交通量も増えてきてたので、ここいらでお昼を
食べる事に。
三峰茶屋でアツアツのおにぎりときのこ汁を
いただきました。
  
  
霧ヶ峰あたり。景色を堪能しながらゆっくりと
進みます。
 
 
 
 霧ヶ峰から白樺湖に向かって走ります。
実に気持ちの良いツーリングルートですが
ちょっとのんびりしすぎたせいか、段々と
日が傾いてきました。
山を下り、八ヶ岳エコーラインを目指します。
もうすぐ夕方に…。 

  
志賀草津道路を走り、草津の街を抜けたあとは
嬬恋パノラマラインへと進みます。
  

一面にキャベツ畑がひろがります。
確かに「キャベジン」と同じにおいがします~(^。^;) 
 
 
 
 段々と暑さが気になってきました。
嬬恋から上田を抜けて、裏ビーナスへと
進んでいきます。
  
 
高原まで、あと少し…

 
 


 

 
ツーリング二日目は小鳥のさえずりで目が覚めました。
 
 
  冷房なしで寝たのは何日ぶりだったことか。

 
朝食をいただいて、8時過ぎに飯綱高原を
出発。HAYATEさん、お世話になりました。

志賀草津道路を登ると、さらに涼しくなって
きました。
天然のエアコンは快適です~(^.^)
 
渋峠は気温21度。快適でした~(^.^)
 
  
 
 
突き抜けるような青い空と白い雲。
涼しい風を受けながら走れただけで
夏のツーリングは合格点ではないかと
思ってしまいます。
  
交通量も増えてきたのでゆっくりと進んでいきます。
  
道の駅草津にてサイダーを飲んで休憩。
段々と気温が上がってきました。