はじめまして。
本日から気が向いた時に更新する予定のブログです。
ブログといいますか、思った事をそのまま書き留める日記に近いイメージでしょうか。
当然人から見れば変な人、痛い人と思われる方もいると思いますが、ありのまま、思ったままを書き留めたいと思います。
さて、今回が一回目の更新となります。
日本創造教育研究所・・・略して「日創研」を御存知だろうか?
ググってみると多彩な悪評がずらっと並んでいます。
今回この題材について記載しようと思ったのは、私の会社が「日創研」に人材育成を頼っていて、その研修に行ったので忘れない内に記載しておこうという流れです。
簡単に説明すると、可能思考に対する研修ということでそのコースは3段階になっています。
SAコース > SCコース > PSVコース
各研修は泊まり込みで行われます。
その費用は10万程度
講師は外部の人間を1人、ボランティアのお手伝い(PSVコースを受けている人が無償でお手伝い)が数名。
各コースにもよるがSAコースで100名程度が参加しております
さて、ここからは実体験に基づいた感想を書き留めます。
まず、当日朝9時に一つの部屋に集められ、そこで約束事を交わされます。
時間厳守
営利目的でのこの場の使用禁止
録音・メモの禁止
この部屋での事、他言無用
講師の言うことは絶対
ほかにもまだ2つか3つ程度あったと思いますが忘れてしまいました。
まぁ私は他言無用なんて事は守るつもりありませんので、こうしてブログに記載しているわけですが・・・。
さて、矢継ぎ早にこうして説明があった後、リーダーを決めるという話になりました。
眼の前に並べられた数個のイス。これに座った者がリーダーである。
そこで講師はこう言います。
「リーダーに対してはとても厳しく接します。メンバーが出来ないのはリーダーのせい。容赦なく叱咤します。」
一瞬戸惑うような発言をします。そしていきなり「はい、どーぞ!」の声の元イスに早いもの勝ちスタートの合図を出します。
何名かがイスを埋め、リーダーが確定します。
この時点で、3っつのグループが、出来上がりますね。
1・リーダーになった者
2・イスを取れなかったがリーダーになろうとした者
3・イスを取りいかなかった者
さぁ、ここからが講師の本領発揮です。
立候補しなかった者、したがイスが取れなかった者に対して鬼のように叱咤します。
「やるかやらないか、迷ったらやる」
「チャンスと感じたらまず前髪をつかむような勢いで捕まえろ」
そう激昂します。そしてこのフレーズは研修中最後まで幾度となく繰り返されます。
可能思考研修ですから前向きに考える事が前提ですのでこれでいいのかもしれません。
ですが、私は正反対の意志を持っています。
「やるかやらないか、迷ったならば、まず立ち止り、調べ、考え抜き最善と思える行動を行う」
ようするに感じたら即動く事によりチャンスをモノにしろ、と言いたいのでしょうが、本当にチャンスなのか、疑問を感じるところです。
ともかく、リーダーが決まり、その場でリーダーは決意表明をさせられます。
自分がついて行きたいと思ったリーダーの元へ並ぶという方式で、人によっては20人以上並んだり、まったく並ばなかったりと様々です。
並んでもらえなかった人へ講師の叱咤が行われます。
それはもう執拗な程に・・・
叱る・・・という言葉で収まるならばまだ納得できるかもですが、明らかに言いがかり的・・・怒るという表現が正しいでしょうか・・・。
ある宗教・・・カルト集団の洗脳の手法にそっくりです。
人を限界まで叱咤し、極限状態にまで追い込むと大概の人間は思考がまともに働いてない状況になります。
そこに導く手という名の結論を示してやると、集団心理も働き、あたかもそれが正しいという錯覚に陥ります。
たとえそれが、どんなに恐ろしい事でも正しいと思ってしまう空気を作りだすのです。
まともな人間であるほどこれは効果が高いでしょう。
一昔前に世間を騒がせたオウム真理教の手法とそっくりです。
オウムの人間は集団無差別殺人を犯しましたが、罪と思っておらず、教祖様の言うことに間違いはない。という考え方でしたね。
本当に怖い研修であると、この時私は察しました。
長くなってきたので、今日はこの辺にて・・・。