箕面森町へ行ってきました。
箕面森町へのアクセスは千里中央からバスがだいたい30分に1本の間隔で出ていて乗車時間は約30分、運賃は400円かかります。
また有料道路を通るので、一般車だと400円、往復で800円かかることになります(これでも社会実験ということで値下げしているのだとか)。
ここもバブル期に計画して地価下落で入居者や企業誘致が思うように決まらず、空き地が目立つ典型的な頓挫したニュータウンです。
仮に全戸が入居しても赤字が続くそうです。
橋下知事がコメンテーター時代には、この開発を批判していたのに、知事に就任してから考えを翻した経緯があります。
ちなみにこの辺りにはスーパーがなく、車で移動しないと行けないとのこと。
中心地の箕面森町地区センターに一軒コミュニティストア(食品卸の国分系)というコンビニがあるのみです。
ここは企業誘致用の土地でしょうか。しかし全く手付かずの状態です。
新規契約者も存在することは確かです(ここは民間企業が販売)。
休日の公園には人がまばらでした(あまりにも人が少なくて個人が特定されそうなので、白く塗りつぶしています)。
それでもこのように更地のまま土地が多く見受けられます。
さて、一通り見終えて帰ろうと振り返った時、さらに驚くべき光景が飛び込んで来たのです。
なんと、これまで開発された土地より更に広大な土地が宅地整地されていたのです。
いくら民間企業が手がけているとはいえ、大丈夫かと心配になってきます。
現地の人に話を聞くと、今開発しているのは第二区域と呼ばれるところで、民間業者が開発して来年の4月から分譲開始するのだとか。
また、箕面インターが開通して企業誘致が進めば、ショッピングセンターも出来るだろうし、入居者も増えるんじゃないかなあ・・・と、やや自嘲気味ですが言ってました。
念のために言いますが、この話を聞いたのは2011年ですからね。
箕面森町をPRする橋下知事の等身大ボード。
この姿から察するに数年前に撮影されたものでしょう。
トップセールスも空しく、2011年現在、入居者数も思うように進まず企業誘致も皆無です・・・。