外国人記者クラブの記者から聞かれた。
「トランプ新大統領が最初に述べたのは“TPP協定は離脱する”なのに、
何故日本はTPP協定を、衆議院本会議で採決するのか」
安倍自民党はTPP断固反対で総選挙で政権交代してからは米国の言いなりになっている。
まるで、ポチみたいに。
今回も米国批准の可能性のあるオバマ大統領の間に
批准の助け船を出したつもりが、こんなことに。
私は1か月前、バーニー・サンダースの招聘に米国に行ったが、
米国のメディアもヒラリ―絶対優勢と報じていたが、実際はそうでないと思った。
ウォール街の特権階級はメディアも含めて
意図的にトランプを落とそうとしているのではと直感した。
人にもそう語っていた。
本当にそうなって、私自身も驚いた。
今回の大統領選はTPPが最大の争点、ヒラリ―は信用できないが、
トランプがウォール街から献金も受けず本気だと米国民は思ったのだ。
それほど迄に、自由貿易による米国の貧富の格差は、
日本と比べられないほど深刻なのだ。
日本をそうさせてはならない。
私達は自民党がTPP特別委員会で強行採決するとした10月28日から抗議の座り込をした。
冷たい雨の日もあった。
今日も本当に寒かったが2週間もの間、皆さん本当に頑張って頂いた。
九州から、北海道からも来て頂いて。
有難い。
残念ながら、衆議院ではTPP協定承認されたが、
私達の意思は生かされて、日本でも、必ず次の展開に通じる。