ソマリアでレイプされた13歳の少女が公開処刑というニュース | 喪われた和音を求めて〜プロデューサー日記〜

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今は直接文章書いておらずですが、同期した投稿のみになります。

ソマリア

ネットでこのニュースを見た時、にわかに信じられなかった。でもBloombergの英文の記事もあるし。。これがそのまま事実なら、衝撃的すぎて言葉を失ってしまう。

けれど「信じられない」とか「許せない」とかいって憤るのは簡単だけど、現実に起っているとしたら、現地の”女性”に対する考え方や倫理観などが僕と”連続的”でないことをまず認めなければいけない。

ここまで来ると、もはや”OS”が違うレベルなので、それほどに女性の地位が低い、「不倫」が死刑に値する文化だとして、それを成立させているファクターは何なのだろうか?

少し前に書いたけど、実際日本だって死刑制度のことで、国連の委員会から非難されていて、日本がなぜいまだに”野蛮な”死刑制度を維持しているのか理解に苦しむ人は世界にたくさんいるわけだし。

このソマリアのニュースも、そういう事実が起っている背景と、成立しているロジックを、きちんと理解しなければいけないと思う。

・・とはいえ、衝撃的すぎる。以下、日本語版の全文です。

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ソマリア南部の港町、キスマーヨ(Kismayo)で、13歳の少女が不倫したとして、27日、投石による公開処刑がおこなわれました。

投石による公開処刑は2年ぶりとなるもので、処刑された少女は最初23歳と報道されましたが、これは現地のジャーナリストたちが少女の年格好から判断したものらしく、アムネスティ・インターナショナルらのその後の調べで13歳だとわかったということです。

少女の名はアイシャ・イブラヒム・デュロウ(13歳)。公開処刑の場となったスタジアムには、1000人以上の見物人が詰めかけました。見物人の見守るなかを石を投げたのはイスラム系武装勢力アル・シャバブ(al-Shabab)の民兵50人とのことです。
何人かの見物人が少女を救おうと試みましたが、これに対し民兵が銃を発射、それた弾により男の子ひとりが犠牲となりました。アル・シャバブのスポークスマンは犠牲となった男の子の件については謝罪を表明、銃撃した民兵を捜し出し、罰すると述べています。

地面になかば埋められて投石を受けた少女は、途中何回か看護婦によって生死を確認されましたが、最終的に死に至るとホールに移されて葬られたということです。

アイシャは不倫を犯したとして処刑されましたが、裁かれた行為は3人の男から受けたレイプだったといわれています。少女はアル・シャバブの民兵にレイプされたと通報しましたが、逆に不倫の罪を負わされ拘留されました。少女をレイプした男らは逮捕されていません。

ソマリアは人口約800万人。1991年に勃発した内戦により国土は分断され、その後暫定政権が発足したものの依然として内戦に終止符はうたれていません。
国内ではいまだ女子の割礼が公然とおこなわれ、生まれた子供の4分の1は、5歳を迎えることなく死亡するといわれています。(画像はソマリアの民兵)

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◇レイプされた13歳の少女が、1000人の見物人が見守るなか、投石による公開処刑—ソマリア
http://chiquita.blog17.fc2.com/blog-entry-3748.html

◇Somali Stoned to Death Was 13-Year-Old Rape Victim, in Bloomberg.com
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601116&sid=a7cuz2auN8RE&refer=africa

◇国連自由権規約委員会が日本に死刑廃止を勧告。
http://ameblo.jp/yasuhito19751214/entry-10163224911.html