同じ時間帯に体調が悪くなる理由 | うつ症状・自律神経失調はクスリに頼らず克服できる

同じ時間帯に体調が悪くなる理由

こんにちは。渡辺です。


春は、寒さが苦手な人にとってはうれしい時期。


でも、自律神経失調症のある方にはいちばんつらい
時期かもしれません。


先日、Mさんから、相談メールをいただきました。
(相談内容は編集させていただいています)



「午前11時と夕方6時の2回、不安発作をおこしますが、
これって、神経切り替わりの時間なんでしょうか?」



はい、まさにそうです。


時間は個人差がありますが、朝から午前が、



●副交感神経⇒交感神経(休息モードから活動モードへ)



夕方から夜が、



●交感神経⇒副交感神経(活動モードから休息モードへ) 



に切り替わっていく時間帯です。


本当に健康な状態では、この切り替えが
スムーズにいきます。


特に不調や不安などは感じません。


ところが、自律神経のバランスがくずれてくると、
切り替えがうまくいかず


「朝がなかなか起きられない」


「午前中はほとんどぼーっとしてしまう」


「夕方になるとぐったり疲れが出る」


という状態になってきます。


ちょうど、交感神経と副交感神経が切り替わる
時間帯に、不調が出てくるんですね。


特に、春は、寒くなったり暖かくなったりと、
気候の変化が激しいので、余計に不調が
出やすいかもしれません。


僕が自律神経失調症になったとき、いちばん
つらかったのは、夕方5時くらいでした。


なんとなく息苦しくなってきて、だるいような
不安なような・・・


なんともいえない不調が出ていました。


熱を計ると、微熱があることが多く、


パニック発作をおこすのも、夕方5時くらいが
多かった気がします。


だから、今回のMさんの悩みが、とてもよく
わかるのです。


では、なぜ、こういう時間帯に症状が出てくるのか?


当時、図書館や本屋さんなどで本を読みまくったのですが、
いくら読んでも、なかなか、原因や改善法は書いてありません。


どれも、ありきたりな方法が書いてあるだけでした。



「1日の疲れがいちばん出てくる夕方に、症状が出るのかもしれない・・
きっと、体力がないからだ!」



と、体力アップのために、身体を鍛えようとしたのですが


体調が悪く、なかなか鍛えるまでいかなかったのです。


無理に鍛えようとすると、必ず、体調が悪化(涙)


かえって体力が落ちてしまう・・・


そんな情けないパターンのくりかえしでした。



「どうしたら、この身体は健康になれるのだろう・・・?」



と、試行錯誤をくりかえしていたとき、


ある先生の本に出会いました。


その先生の本を読み進めていく中で、自分が体調をくずし、
なかなか治らなかった理由と改善方法が一気にわかってきたのです。


もちろん、僕自身の自律神経の調子が劇的に回復し、体力も回復。


身体のことをほとんど気にせず、ばりばり仕事ができるようになり


サロンにこられる方も、同じように短期間で回復されることが
多くなったのです。


具体的には・・・


今日はこれから出かけるので、また次回に続きを書きますね。


一緒に、春をおもいっきり楽しめるような身体にしていきましょう。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


整体師 渡辺洋史(ヒロ)