いきなり、あんな内容の記事で驚かせてしまってごめんなさい。
メイと共に頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。
前回書いた通り、セカンドオピニオンに行って来ました。
結果から言うと、断脚以外の治療法も提案していただけました。
ただ、それが、とても究極の選択で、その場では答えを出せずに帰宅しました。
でも、いつまでも先延ばしにできる問題でもないので早く決断しなければいけません。
簡単に説明できる話でもなく、上手く書ける自信がありませんが大まかに書いていこうと思います。
まず、できた腫瘍の場所が悪すぎるということ。
前回写真を載せましたが、メインパッドのところにあります。
本来なら腫瘍から半径3センチ程切除しなければならないのですが、メイの場合これができません。
知ってる方もいるかと思いますが、犬は例え指が全部なくなっても歩けますが、メインパッドがないと歩けないそうです。
なので、まず第1の治療法が断脚です。
獣医学的に言えば、これしかないそうです。
幸い、いまの状態なら肩からの断脚をすれば根治できるようです。
根治を目指し、教科書通りの治療をするのならば断脚だという話でした。
しかし他の検査結果を見ると、転移もなく、血液検査もまったく正常。腫瘍自体もステージ1でそこまで悪くないもの。
メイは、腫瘍があること以外はとても健康なんだそうです。このたった1つの腫瘍だけが悪い状態。
それなのに断脚は医師としてもすごく可哀想だと。
それで出してくれたのが2つ目の治療法。
それは腫瘍とメインパッドの1/3を切除するという方法です。
しかしこれにはいくつか問題があって…
肉球は寄せる皮がないので、切った部分を塞げないということ。
この部分は【肉芽を盛る】という、簡単に言うと、傷が自然にふさがり、ケロイドになります。そのケロイドを肉球の1部分にすることになるようです。
もちろん傷が塞がるまで痛みもあるし、自宅でも毎日傷の手当てをする必要があること。
感染症などはとにかく危険で、かなり慎重にならなければいけないとも言われました。
だいたい1ヶ月ぐらいで痛みはなくなるようですが、とにかく症例が少ないらしく、医者としても術後の経過はなんとも言えないという感じでした。
そして最大の問題が、取り残しです。
本来なら、かなり広範囲を切除しなければならないものを、肉球を残すために必要以下しか切除できません。
そのため取り残しがでる可能性があります。
そこでグレードなどが関係してくるのですが、書くと長くなるので省略。
とにかく、取り残しがあり、再発した場合が最悪のケースです。
再発した場合は、再発した時点でステージ4。
もうかなり悪いということ。
でも取り残しもなく、再発もなく、足も残して生きていける可能性もあります。それは切除してみてからじゃなきゃわかりません。
一か八かの懸けで、足を残すか
確実に癌とさよならするために断脚をするか
考えても考えても答えがでません。
何がメイちゃんにとって1番いいのか。
どちらを選んでも後悔するかもしれない。
でも病気発覚から今までずっと、少しでも長くメイと一緒にいたい。そして、一緒にいられる間は最高に楽しい時間にする。そう思っています。家族全員同じ気持ちです。
先生にも言われましたが、癌なので当たり前に命の危険があるんですよね。
わたしたちのできる最善をメイにはしてあげたいです。きっとたぶん、どれを選んでも間違いではないので。
明日また、かかりつけの病院に行って相談してきます。
その後、どちらにするか決めようと思います。最終的に決めるのは、わたしたちしかいません。
メイのためにも早く決断してあげないと。
今まで、3人の先生に診てもらいましたが、3人揃って、この状態での断脚は可哀想だなぁって言うんですよ。
その言葉がずっと引っ掛かっています。
獣医学で言えば断脚。でも獣医療では、断脚とは言い切れないと。
正直、断脚する覚悟でいたんです。
足がなくなったとしても、長く生きられるのなら、足がない分もわたしたちが最高に楽しませてあげればいいって。
4歳の娘が、もしメイちゃんが歩けなくなっても、みんなで順番にずっと抱っこしてあげればいいだけでしょ!って。
生きてくれてさえいれば、幸せにしてあげる方法なんて、いくらでもあるのかもしれません。
長くなってしまってすみません。
いいねやコメント、アメンバー申請ありがとうございます。まだお返事返せてなくてすみません。
今、娘の幼稚園の夏休み前の行事ラッシュで忙しかったりもして、記事の更新を優先させてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。