私がヨガを始めて、変わった事。本格的にヨガを始めたきっかけは、
平成25年、末っ子を妊娠中から始まった
母の闘病生活にあります。
何が何でも元気になって復活したい！
生きたい！！！
という本人の強い意志とうらはらに、
日に日に痩せ細っていく母…
副作用やひどい痛みに襲われる様子を
見守る事は本当に耐え難く、
泣かずにはいられない毎日でした。
今思い出しても涙が出る程、
どうにかなってしまいそうな精神状態。
２歳と４歳の育児中だというのに、
夜も眠れず、頭痛もひどく
食べる氣にもなれない。
昼も夜も、常に母が心配で、
母を失う恐怖でいっぱいでした。
どうしたら助かるのか、
いろんな代替医療を調べては試して…
本当に、苦労をかけすぎた母なので
ようやくこれから、、、
という思いが強すぎて
何が何でも助けたくて
２人の姉と共に、本当に必死で、
同時にとても、疲れていました。
そんな時、姉妹で約束したんです。
母がこんなに頑張ってるのに、
私達が弱気になってどおする？
負けちゃ駄目！！
1番辛いのは母、私達こそ強気で、
しっかり母を支えよう！
その為に、心身共に健康でいよう！！
母の前で、絶対に涙を見せない事！
そこで、友人の勧めもあり、
ヨガの本を1冊買って読みはじめ
ヨガはエクササイズ的な効果のみならず
心・魂に働きかける
生き方そのもとだと知り
DVDなど見ながらやってみました。
瞑想では母の事を祈りながら、
ひたすら無心になってやり続けました。
途中涙がポロポロ出てきましたが…
深い呼吸でどうにか乗り切りながら
一通り終わった後はとってもスッキリと、
魂が浄化されたような感覚でした。
それから、毎朝、
以前から行っていた簡単なストレッチに
少しずつヨガのアーサナと瞑想を加え、
その時間は、母が少しでも楽になるように
母の事だけを祈る事にしました。
ヨガについてもより深く知りたくなり
様々な本で学ぶ度に
ヨガの深遠さに触れ、魅了され、
練習にも没頭していきます。
身体面以上に、心への作用が大きいこと、
鬱や精神の安定にもとても良いと知り、
またそれを、
身をもって感じることができました。
人はストレスを感じると
自然と呼吸が浅くなります。
ヨガで深い呼吸を覚えた事で
自律神経が整い、不眠が解消され
寝つきもすこぶる良くなりました。
また不眠や疲労、抱っこからくる肩凝り、
腰痛、頭痛が軽減され、
冷えも感じなくなりました。
代謝もあがり、
身体の調子と比例して情緒も安定。
食に関しても丁寧になり、
腸育の学びを経てゆる玄米菜食に落ち着き
過度な過食、拒食が減りました。
心も身体も本当に楽になり、
人に対しても自分に対しても
大らかに見れるようになりました。
いろんな事でいっぱいいっぱいだった頭を、
【ヨガで一度からっぽにする事】で
精神的に安定した気がします。
『生きることは息る事、呼吸をする事。』
『心と身体は本当にヒトツナガリ。』
病は氣からでもあり、氣は病からでもある
と母を見ながら感じました。
そして、母が他界してからも
毎朝の祈りは続いています。
これからもずっと母の冥福、
世界の平穏を祈りながら、
ただ、『生きている』
という事への感謝を忘れずにヨガを続け、
より多くの方に、
一日ほんの数分でいいから
「自分自身の心、身体と向き合う事」
の大切さに氣付いて欲しいと思います。
それがきっと自身の身体の不調、
サインに氣付く為の糸口になると思うのです。
外の出来事に振り回され、
かんじんな自分のケアを忘れて、
心身を壊してしまう前に、
自分を見つめ、大切にすること。
それは、
『自分を思ってくれる人達を大切にする事』
でもあるのだから。
ヨガが必要な人の元へ届きますように。
みんなが健やかでありますように。
巡りよくありますように。
幸せでありますように。
笑顔でありますように。
。。namaste🙏。。