(②~)
遅すぎたのかもしれない。捜しても捜してもいない…
思い出すのはキミとの楽しい日々。
嵐がおさまった後の浜辺はあまりにも変わり果て、その光景はここにこのまま居続けることへの恐怖を否が応でも感じさせる。
その時僕は見つけたんだ。打ち上げられたボートを。
キミのことは諦めて僕は、葉子と…この島を脱出することにするよ。ごめんね。
またどこかで会えるよね。そう信じてる…
byソンモ
と言ったとか言わないとか。
イルカを諦めた私とソンモくんは
生きるために大海原へとボートを漕ぎ出す。
信じられるのはお互いの存在だけ☆
決してそばを離れない。
私たちは堅く固くそう約束をしました。
その約束をソンモくんが破ろうとするなんて…。
サメに襲われた絶対絶命のピンチ。
もうこれしかない。
この方法しか、
大切な葉子ちゃんを助ける方法はない…
そう悟ったように
ソンモくんは小さく頷いた後こう言うんです。
「僕が海に入ってサメの気を引くから
その間に葉子ちゃんは逃げて」
絶対にこの手は離しませんからって、しがみつく私を愛おしそうに見つめながら
ソンモは私を説得する。
君を守って死ねるなら本望だよ。いい子だから言うことを聞いて…
これが、最初でそう…最期のKiss。
ソンモは熱い唇で
止めようとする私の言葉を遮った。
最後まで一緒にいられたのが君でよかった…
眩しいほどの笑顔を私に向けて飛び込もうとする…
…ソンモくん!そんなことしたらソンモくんが食べられた後、私も食べられちゃう!!ふたりとも死んじゃうよぅ(ToT)
今はそう思うけど(笑)ゲームの最中はもう入り込んじゃって
きゅんきゅん(*^^*)
きゅんきゅん(*^^*)
……
ん?
きゅーきゅー?
イルカ?
そうイルカとの再会。
仲間をたくさん連れてきて私たちをサメから守ってくれました~
そのすべてがうれしくてうれしくて
涙ぐむ私。
ソンモくんがやさしく抱き寄せてくれる。満面のソンモスマイルで^^
イルカは私たちのボートを陸地へ運んでくれました~~
Happyendのラストは別枠で☆
(ソンモストーリー④終につづく)
今日の寝る前の一曲は
♪「S.E.C.R.E.T」
ソンモはいるの?