(②~)
ちょっと距離を置き始めた私の態度の変化に気づいたからか、
本当にそんなふうに見えたからか、
はたまたユナクが私を狙っていたからか(笑)
3人で訪れた出張先の香港で
ソンジェ社長は
私にやきもちをやく(*^^*)
ユナク兄さんと私が仲良すぎるって(*^^*)
あんなことする子だったっけ~とか言われちゃう(萌)
それでもソンジェはぷんぷん怒りながらも
約束していた最終日の観光には私と行きたくてしかたがない様子…
自分からは素直に言えないけど(*^^*)
…今回はツンデレというよりは
全般的に甘えん坊さんなんです。
リードしながらも
甘えられる相手だったんでしょうね~
私が(*^^*)
「そういう顔は
俺以外には見せないで」
仲直りした時にソンジェは私にこんなこと言うんです。
きゅんきゅん
どんな顔してますか?
って聞くと
「君にしては奇跡的にかわいい笑顔だよ」
だって。
機嫌が悪くならないように奇跡的な顔は誰にも見せません!
そう答えると
「うん、そうして^^」
という社長
萌萌萌
…香港の一件で
距離が近づいたことがうれしくもあり
私のことをどう思っているんだろう
という気持ちも大きくなってきて
(・_・)(・_・)(・_・)
そうとは知らず
ソンジェ社長は
コーヒーが飲みたいぃ~~
とか言っては
私を社長室に呼び出す…
入れてあげるんですけどね^^
すぐ駆けつけるんですけどね^^
……
そこに
仕事絡み父絡みの許嫁の女性が現れる。
今日から私がソンジェさんの秘書だから
葉子さんは
本来の仕事に戻ってくださいって。
私はソンジェに
断ってほしかったですよ。
でも何にも言ってくれなかった。
だから
淡々と引き継ぎをした…
モーニングコールは
7時ちょうどにお願いします。
コーヒーは基本ブラックです。
疲れている時は砂糖を入れてあげてください。様子をみて角砂糖を足してあげてください。
…あとは
…そうだ
携帯を渡しますね。
かかってきたら必ず3コールで…
「いいよ…もう説明は」
ソンジェ社長に遮られる。
その後やっとのことで私は社長室を出ました。
最後まで
ソンジェさんの方を
見ないまま
やっと。
(④につづく)