(④~)
とにかく実家に帰ろう。結婚が決まった…そうユナク編集長には伝えてある。
あなたはあの人のもの
私もあなたの知らない誰かのもの
そう、それでいい。
私たちは深く強く愛し合っていた…
それは誰にも邪魔されることのない真実だから。
そんなことを思いながら荷物をまとめていると
ん?ソンジェさんの
声が聞こえる…?
葉子ちゃん…
葉子ちゃんてば
「葉子!!」
3コールギリギリで窓を開ける。
そこには眩しいほどの笑顔で私を見上げている、会いたくてたまらなかったソンジェさんの姿が。
辞表は捨てたからね~何度言わせるのかなあ君じゃなきゃだめなんだよ!!
そう叫ぶソンジェさん。
私はもう涙で何も見えませんT_TT_T
今からそっち行くから待ってて。
頼むからもう逃げないで。
私は素直に「待ってます」って言う。
「そのワンピースよく似合うよ。」
「大切な人からもらった宝物なんです」
「どうしてその人から離れたの?
大丈夫って言われなかった?」
「婚約しててムリだと思ったから…」
「婚約を破棄した今でも!?」
…って
玄関先で
ふたりで愛の振り返りをします。
抱き合う前のプロローグですm(_ _)m
ああもう!俺は君のことが好きなんだよ~愛してるんだ!!
次の瞬間ソンジェさんの腕に強く引き寄せられて
唇がやさしく重なっていた。
私も愛してます。
そうそれが聞きたかった(*^^*)
そう言ってソンジェはとてもとても喜びます。
夢じゃない…
それを確かめるように私とソンジェは何度もKissを交わしました~
休暇の後、また私は編集者兼社長秘書としてソンジェさんの側にぴったり寄り添うという幸せなポジションに納まります。
そんなに俺の側がうれしいの?
そうソンジェさんが聞くから
「うれしいに決まってます」って答えると
すっかり照れちゃって耳まで真っ赤になって…
パタパタと手で扇ぐソンジェ(萌萌)
ラストシーンは
休日デートの待ち合わせのカフェの中
おいでと隣に座らせられちゃう*^^*
こうやって待ち合わせるの面倒じゃない?そう言って私は鍵を渡される。
一番最初におはようを一番最後におやすみを言える距離にいてくれないかな?
目を潤ませて頷く私に音を立てて短いKiss*^^*
一週間以内に俺の家に引っ越してきてね~だって。
社長命令は絶対ですからね♪
END