④私の彼は超新星ユナクLOVE and the CITYストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

(③~)
ユナクはあっという間に
いなくなってしまう。
ソウルへの転勤…

私にひとことの別れのあいさつも何もないまま。

何も言う必要がないから何も言ってくれなかった

私はただそう解釈するしかなくて
ユナクへの想いをそっと封印する。

そんなある日
ソンジェ社長(萌)から
ソウルへの出張を頼まれて封じ込めたはずの想いがザワザワザワザワ

ユナクとの再会…
事務的な会話
気まずいソウル

たまらなくなって
「どうして何も言わずにいなくなったんですか」って聞いたり
僕の何を知ってるんだって言われたり
あの時のことは忘れてと言われたりします。

「忘れてというならどうして抱きしめたりしたんですか?」
どうしても聞きたかったことを吐き出す。

ユナクの顔が一瞬苦しそうに歪んだ。
「君は困った子だ。僕の気持ちも知らないで」

ザワザワザワザワ


少し時間が経ったくらいでは、想いは熟成するばかりで一向に消え去る気配がない。

そんな時こそ決定的なあなたのひとことが必要なのに…

私はそれさえ受け取ることができずにいた。

ひとりのソウルの夜
今日のあなたを残らず思い出す。
したこと
言ったこと
ちょっとしたしぐさまで

いつまでもいつまでも
果てしなく続く深海の底に漂う貝のように

ころころころころ
私は言った言葉を思い出しては後悔し
言わなかった言葉を見つけては嘆いていた。

ころころころころ
ユナクところころ


日本に戻る日
空港にユナクが見送りに来てくれた。

「元気で。日本での活躍を期待しているよ。」
そんな誰に言ってもいいようなフレーズをユナクはサラリと言う。

このまま帰ったらツラくなる。この気持ちにけりをつけないと帰れない!!
気がつくとユナクの胸の中に飛び込んでいた私。

「私あなたのことが…」

「待って言わないで」
ユナクに遮られる…

ユナクは体をそっと離すと静かに話し始めた。

僕が君の側にいると君のためにならないんだよ。

可能性や大きなチャンスをつぶしてしまうかもしれない。
それをわかってほしい。

ずっと君への気持ちがこれ以上にならないようにがまんしていたんだ。

転勤が決まった時
君から離れたくないと思った。
あの日抑えきれなくて抱きしめてしまったんだよ。


……
可能性なんてどうでもいい。


ユナクさんは


私のことどう思ってるんですか?



(⑤終に続く)

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