(①~)
私とソンモくんのランチタイムは恒例となって
ソンモくんの隣がどこよりも落ち着ける場所になっていきます。
仕事でもソンモくんは何かと助けてくれる。
いつも助けてもらってばかりでごめんね~って言うと、
「あやまらないでください。自分がしたくてしたんです。」
…ソンモは自分が来たくて来たりもする。
基本自分の行動のもとは自分の意志です!!
あなたのために…とか
あなたのせいで…とか
決して言わない。
心身共に男前です。
こんなに男前だから
当然モテる…
ソンモくんの同僚で私の後輩でもあるMちゃんはソンモのことが大好き。何かとストーリーに絡んできます。
ある日私が仕事先の偉い人にセクハラ紛いのことをされそうになるという事件が起こる。
その時もソンモくんが助けてくれた。
「葉子さんからどけ!!」
そう言ってソンモは相手を殴ってしまう。
ソンモは謹慎処分。
でも相手の怒りはなかなか収まらず、もうメンナイとは仕事をしないとか言い出す。
メンナイにとっては重要な仕事先…
事を収めるためにソンモは辞表を出します。
…社長室には
ソンジェ社長。ユナク編集長。辞表を出しに来たソンモくん。それを止めに来た私。
ソンモくんが辞めるなら私も辞めます!!そう言って事情を話す。
私の熱い想いが通じたのか、ふたりにやめてもらったら困るからと
ソンジェ社長はソンモにボーナスカットを言い渡しこの件に決着をつけます。
…社長室を出たとたん
ソンモくんは私にガバッと抱きついた。
よかった…
私たちはしみじみ喜ぶ。私は抱きつかれていることに実はドキドキばくばくなんです(≧∇≦)
こんな時不思議ですね…
それを何でもないことのように振る舞ってしまう…
本当は
これってどういう意味なんだろう?
そういうことなの?
そう思っていいの?
韓国の人にとっては日常的なちょっとうれしい時の感情表現なの?
それとももっと深い意味があるの?
頭も心もそんなことでいっぱいで息がとまりそうなんだけど。
ソンモくんが
「どうやら僕は葉子さんが傷つくのがイヤみたいです。絶対に」
そんなこと言うもんだから…
「これからも葉子さんが傷付いて泣くようなことは絶対させない」
そんなことも言うもんだから…
もう
ドキドキばくばくです。
(③に続く)