④私の彼は超新星ソンジェSecond Loveストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

(③~)
一緒にいたいソンジェと一緒にいることが苦しい私

言葉を交わすだけすれ違い…理解しようとしてくれることさえ負担になって。

「あなたに私の気持ちはわからない!!」

感情的になった私は
決定的なことを言おうとしていた。

そんなに思い詰めてたことに気づいてあげられなくてごめん
そう言ってソンジェは抗う私を少し乱暴に抱きしめる。

ソンジェさんはいつだってやさしい人
だから今一緒にいるのが苦しい…

ソンジェは
次の私の言葉を察したのか、首を横にふってもう一度強く私を抱き寄せようとする。


「私たち別れましょう」
「…………」

…葉子の気持ちを楽にする方法があるならそれは俺が離れること?

…俺が側にいるから葉子は苦しいの?

ごめんなさい。
私は小さく頷く


…わかった。
仕事うまくいくように祈ってる。
ゆっくり休んで、元気に復帰して。


いちばん大事なものが
いちばん遠くに行く

あなたとのすべてを
思い出にする覚悟なんて
まだできていないのに



…大事な人の最後の願い通り
ゆっくり休んで
復帰した。形だけ。
抜け殻のまま。

ソンジェと何かあった?そう聞いてきたのはユナクさんからだった。

私はソンジェさんとのことを打ち明ける。

ユナクさんの話から
どんなにソンジェさんが私のことを大切に思っていたかを知る。
「私なんか…」じゃない
かけがえのない存在だと言っていたよ…
「何よりあのソンジェが君には完璧に心を開いてるんだ。僕たちからしたらすごい人だよ」と。

愛されていることを
愛していることを
痛いほど感じる。
どちらも過去形じゃない…
だからと言って
私が選んだ道を引き返すこともできなくて
私は変わらず苦しみの中にいた。

この世界と距離を置くことを決めたある日
レッスン室で真剣に練習をするソンジェさんを見かける。

ソンジェさんの流れるようなダンスが大好き
そう思うことさえ悲しくて、私はそっとその場を去ろうとする。

「別れたらこういう時も声をかけてくれなくなっちゃうの?」
鏡越しにソンジェさんのやさしい微笑み。

ビデオで録ってほしいと頼まれる。

「葉子ちゃんが昔録ってくれたのなつかしいね」

葉子ちゃん

…ちゃんがついてる

もうよびすてじゃないことが

こんなにも悲しいなんて…

感じた分だけ

距離をあけて

あなたの隣に

そっと座る。

(⑤に続く)
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