私は駆け出しのタレント。韓国デビューを目標に渡韓して半年が経つ。
今日からの二日間のお休みは
迷わず日本のユナクさんのもとへ…久しぶりの帰国。
ユナクさんは到着ロビーで待っていてくれてるはずなんだけど…いないなあ。
「おかえり!!」
突然うしろからふわりと抱きしめられた。
「ユナクさん!?」
ユナクさんは「ユナクの香り」
ユナクさんの香りに包まれてそれだけでもうかなり幸せ(*^^*)
「会いたかった?」
振り返るとサラサラの前髪からやさしい目が覗く。
本物ですよねって言うと
「本物だよ~ほらっ」
笑いながらユナクさんが私の手を自分の頬に当てて、ちょっぴりその頬を膨らませるからたまらない(*^^*)
おしゃべりしながら
私の手からキャリーバックをさり気なく取って
もう片方の手では私の手を引いて
ユナクさんはずんずん歩いていく。
ユナクさんの愛車で向かったのは銀座の超高級寿司屋。すごくおいしいんだよ~って。
そこへ行く道すがら
ドライブしようといろんな所に連れて行ってもくれる。
ほらスカイツリーもできたんだよ~とか言って^^
いない間に
私のことを思い出して
食べさせたいなあとか
見せたいなあとか
そういうふうに思っていてくれたのが何よりうれしい。
このお寿司屋さんで
愛の誘導式韓国語レッスンがあります(萌萌)
韓国語は完璧?
そう聞いてくるユナクさんの日本語は完璧。
テストしようかな?
じゃあいくよ。
チョアヘヨ
ー好きです
マンナゴシポッソ
ー会いたかった
オンジェカシナネ
ギョッテインソジョ
ーいつまでも私のそばに いて
…頬が赤くなる
「アラッスムニダ」
ーわかりました
あっこれは訳さなくていいんだよ、僕からの返事だからね。
いつまでも側にいてって言われたから。
ユナクさんが問題出すから答えたんですよ。
えっ?
じゃあ僕は葉子さんの側にいたらダメなの?
ってユナクさんはそんないじわるも言う。
ずっと…側にいてほしいです…
恥ずかしくてうつむきながらごにょごにょ…
ん?聞こえないなぁ。
「ずっと側にいてほしいです!」
するとやっとうれしそうに
「ありがと!!僕もだよ」って個室のテーブル越しに手を伸ばしてきて
頭を撫でてくれる。
すっかり
ユナクさんのペースです
②に続く