私は結局グァンスくんには何も聞かなかった。
収録を抜け出して来てくれただけで充分。
信じようとそう決めたから。
…夏生が話したいことがあると切り出してきた時は本当に驚いた。
呼び出されたカフェにはグァンスくんまでいて
私はついに来た
ついに別れ話が…って頭がまっ白になって
カフェを飛び出して
グァンスくんから追いかけられ
追いつかれ
腕を掴まれ
抱きしめられて
泣いて抵抗して
…大変だった(T_T)(T_T)
結局夏生がマネージャーさんに恋してたという隠さなくてもいいようなことをグァンスくんに相談していたという…
微妙なお話でした(・_・)
すべて晴れて誤解が解けてグァンスは
今日これからお前といたい
オレの家に来ないかと私を誘う…
「行く!!」
そう私は答えます…
(私もそう言ったんです。おもわず声に出して)
部屋に入ってすぐにグァンスくんとくっついた。
ソファーでグァンスくんにもたれて座る。
グァンスくんは私を見下ろして
両手で頬を包み込む。
お前よりかわいいやつはいない。
愛してるし一番のみかただから信じて付いてこい
「葉子、愛してる」
熱いKissを交わすとそれはもう堰を切って溢れ出して止められなくなる。
ひとしきり確かめ合った後、グァンスくんは名残惜しそうに私からわずかに離れてこう言った。
この部屋せまいか？
この部屋にクマのぬいぐるみあうか？
…グァンスくんは
今まで見た中で一番やさしい顔をしてる
うっとり私はただ見つめて次の言葉を待つ。
オレたち一緒に暮らさないか
何よりオレが安心なんだ
おかえりって葉子に言ってほしい
ずっといっしょにいたいんだ
だからいっしょに住まないか？
私は
私からのKissでYESの返事をしました。
お返しのグァンスくんからのKissは
ありがとう
よろしくな
そう言っているような
とびきりやさしく
そして深い深い
Kissでした。
Happyendは別枠で…
⑥(終)に続く
明日から新しいイベントストーリーが始まるから
ちょっとひとりで焦ってます(^_^;)
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