(④~)
病院からの帰り道
ふと立ち止まったジヒョクくんは私の前に立った…進む方向に背を向けて
ん?なあに?
「今回のことでわかったことがあるよ。俺は葉子がいないとダメだね」
葉子が支えてくれるならがんばれる。
ずっと側にいてほしい。
そう言い終えるか言ってる途中かもうわからないけどガバッと
私を抱きしめた。
「みんな見てるよ~」
は、恥ずかしいなあ…
でもかなりうれしい。
私もこうしたかったの
がまんしてたの
さっきから
ジヒョクくんも
今すぐこうしたかったからいいの!!だって
やっぱりそうだ以心伝心
いつだってそう
私たちはいつもひとつの歯車で動いている
…私もぎゅっと抱きしめ返した。
それから半年後
大盛況だったコンサートの追加公演が
無事終わった。
私はジヒョクくんの両親と楽屋へ
ジヒョクくんはとびきりいい顔をしている。
ステージのジヒョクくんもめちゃくちゃカッコよかったけど(*^^*)
お父さんがステージを見に来てくれたことが
本当にうれしそう(*^^*)
私たちはご両親と同じホテルに一泊して
次の日に空港に送りに行った。
お父さんはジヒョクに
いつでも帰ってきなさい…と言い残して帰って行った。
本当に仲直りできたんだなあ…としみじみうれしい。
ラストシーンは
ジヒョクくんの家
…届いたメールを開いたジヒョクくんが笑顔になる
ん?少し赤くなってる?
お母さんからだそう
何て書いてるの?
………
照れながらも
結局教えてくれたけど
すごく照れてて
もじもじジヒョクになってて
おもしろかったな(*^^*)
「美人なお嫁さんでうれしいわ。孫も早く見たい」
…孫のくだりに照れてたのかな?
大胆のようで繊細なジヒョクくんを新発見(*^^*)
でもジヒョクくんはこの流れに乗って勢いで言っちゃう…
「俺と結婚して…いや?」
いやなわけがない
ジヒョクくんはうれしそうに言う
「じゃあ一緒に住むところからお願いします」
私も言う
「よろしくお願いします」
見つめ合いKiss
唇がゆっくり離れる
ジヒョクくんの唇の感触がもう恋しくなって
私から唇を重ねた。
いつまでもいつまでも
ジヒョクくんと一緒にいられますように…
そう思いながら
ジヒョクくんの腕の中で私は再び目を閉じた。
END
私の彼は超新星
Second Love完