(②~)
「これからは僕があなたの力になります」
運転中のソンモくんがそんなこと言うもんだからうれしすぎて私は
生意気だなって言う
「年下だけど男ですから葉子さんを守れるくらいの力はあると思います
何かあった時は言ってください」
ーうん。
何でもないように答えた後そっとあなたの横顔を見つめる…
ソンモくんの存在は私の中で確実に特別になっていっていた。
この後
ソンモと私はお店のイベントの準備で休日買い物デートをします。
休憩で立ち寄ったカフェで、ソンモはストローを弄びながら思い切ったように私に元彼のことを聞く。
まだ好きなんじゃないですか?って
この前お客さんに話してる時悲しそうだったって…ほら聞いてたんだ(*^^*)
私は、そんなことないよ仕事が楽しいから彼のことを思い出すことがなくなったしって言う。
ソンモくんのことばっかり考えているの
とは言えないのでそう言う
…楽しい時間はあっという間に過ぎて別れ際
Bye-byeって言ったけど
私はその場を動けなくなってしまった。帰れない…心があなたに残っているから。
ソンモくんも動く気配がない。私に心が残っているから?
「本音を言うともう少し一緒にいたい…」
そんなこと言われたら
たまりません。
私は家でご飯を食べようって誘います。
私がご飯を作って
ふたりで片付けた
…家での葉子さんは自然で素敵だってソンモくんから言われていつものままの素の自分で居られたことに気づく。
そういうソンモくんも
きっと素のままだ。
ふいに見つめられて
熱くなる*^^*
この熱い想いにもう私は覚えがあった…
ソンモくんはどうなんだろう?
弟の友だち
私はキャバ嬢
年下
いろんなことが気になって私からはなかなか踏み出せずにいるけれど。
そんな矢先に
元彼とバッタリ会う。
ソンモくんとふたりの場面で。
「迎えにきたよ。待たせてごめん」
とか言って澄まして現れる。2年もほったらかしで、待っていたと思ってて元彼はおめでたい。
私も未練たらたらでなかなかすっぱり断ち切れなくておめでたい。
ある日ソンモくんから誘われてバーへ行きます
すごく楽しかったから
また飲もうって言ったら
彼に怒られたりしませんか?とかソンモくんが言う。
自分から誘っておいて
ソンモくんは
そんなことを言う。
④に続く☆
今日は明日への詩を聞きながら寝ます☆