④私の彼は超新星ジヒョク☆キャバ嬢nightストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

(③~)

指名が入ってテーブルに向かう。

そこに誰が待ってても
ジヒョクに見えた。


ジヒョクが好き

しっかり自覚した時からもっと好きになっていってる

ジヒョクとリオさんとの
Kissを見てしまっているのに…
Kissを見てしまったから尚更なのかな…

でもいくら考えても
前に進むわけにはいかず

私は自分でも驚くほどの深い想いをただ持て余していた。



…今日のお客さんはしつこいなあ。アフターへの誘いも強引だし。

私のことが好きだとアピールしてくる。
好きなんだったら
いいかな。
ついていってしまおうか…

投げやりという言葉を
心のままにという都合のいい言葉にすり替えて
冷静に考えたらあまりにも軽すぎるそのノリで
私はその男とホテルに行ってしまう。



「これ以上はダメだよ」

ホテルの門をくぐろうとした時、

きっぱりとした
でもやさしい
聞き覚えのある声で
私は立ち止まった。

「この子俺のだから」

相手の男にそう言うと
素早く私をお姫さま抱っこしてそのまま走り出す


ジヒョク…

なんとも言えない気持ちでジヒョクの腕の中にいた。

はずかしくもあり
うれしくもあり
関係ないでしょ
私のことなんかどうでもいいんでしょ
どうなってもいいんでしょ
私だってやっちゃうんだから
あなただってやったじゃない


くるくる くるくる
あとから あとから
自己弁護とも責任転嫁ともつかない言葉が思い浮かぶ


「どういうつもり?」

「だって好きだって」

「…好きだったら誰とでも
ホテルに入るのかよ」



…伝えたかったのはただひとつ
ジヒョクとリオさんのKissを見てとても悲しかったということ

「ジヒョクだってKissしてたじゃない」



どうしてそれを…と言ってジヒョクは私を狭い路地へ降ろした。

「ジヒョクはリオさんが好きなんでしょ。だったらほっといて!!」

「……!?」

次の瞬間
ジヒョクの唇が私の唇をふさいだ。


「これでわかった?
俺の気持ち」
悲しそうな顔で私を見つめる

「俺が好きなのは葉子ちゃんだけだよ」


あの日リオさんが泣いていたから慰めてたらいきなりKissされてどうしても離してくれなかったと話してくれた。

つきあってないしかも好きでもない女の子に自分からKissするわけないでしょ。

ジヒョクの真剣な表情からそれが真実だとわかった。


⑤に続く☆