ああ寒い…
コテージを一歩出ると指すような寒さに凍えそうになる。
私とソンモくんはふたご座流星群を見るために山中湖のコテージに来ていた。愛犬アモも一緒。
「だめだよ。葉子
マフラー忘れてる…
風邪引いちゃうよ」
ソンモくんがマフラーを持って慌てて私を追いかけて来た。
ちょっぴり怒ってるけどちゃんとマフラーを巻いてくれるから私はされるがまま。巻かれるがまま
…こんな風にこの私はソンモくんにいろんな面で基本甘やかされてます。
夕食はふたりで。
私がカレー。
ソンモくんはサラダ。
ソンモくんはミニトマトでいいことをする。
私の唇に押し当てた後食べちゃったり、
あっ葉子食べたかった?とか言ってヘタをくわえたと思ったら私の口の中に実を入れて…唇と舌を使って上手に食べさせたり…
コテージマジックでソンモくんはいつもより大胆仕様、私はドキドキが止まらない。
外では静かに星が振る…
ふたご座流星群をひとつの大きな寝袋に入って一緒に見ようってソンモくんが(*^^*)
葉子の手冷たい!!
手だけじゃなくて体も…これじゃあ風邪引くよ~って、写真のソンモくんはびっくりし過ぎ。
抱きしめてさすってくれて…
ホントは素肌で温めてあげたいんだけどな~とか言ったりして。
やっぱり今日のソンモくんはセクシー素材大胆仕様。
ギュッと抱き寄せられた時に、ソンモくんの唇が額に触れた。
「ソンモくん…」
その接触はついばむようなKissを呼び、やがて激しさを増して寝袋の中で私はどうにかなりそうになる。
たまらなくなってソンモくんの裾をぎゅっと握った…
「おかしくなっちゃうよ」そう言って。
「僕の前だったらおかしくなってもいいのに…いやそうなってほしいな」
それから後のKissはアモに邪魔されてできなかった。私に嫉妬してるみたい。僕は葉子のものなのに困ったな…
そう真剣に悩んでるソンモくんかわいいな。
空にはたくさんの星
流れるたびに私たちは願い事を唱えた。
私の願いは
ソンモくんと一緒に幸せになること。
…もう叶ってるねってソンモくんから突っ込まれながら。
ソンモくんの願いは
私を守れるようにもっと強い男になること。
…ソンモくんもう充分に強いからって私も突っ込む。
もっともっと強くなりたいんだ。葉子を悲しいことすべてから守れるように…
私を見つめながらソンモくんはそう言った。
澄んだ瞳に引き込まれそう
②に続く☆