待ち合わせ場所でジヒョクくんを見てびっくり
ジェームズボンドみたい!!
クリスマスまであと数日というある夜
私たちは映画を見にきていた。
「007スカイフォール」
見たくてたまらないって思っていた作品。
ジヒョクくんから
「すごく見に行きたいから一緒に行こう」
って誘われた時思わず
「私も見たかったの!!」って叫んじゃった。
…食べ物も音楽も映画も本も、ホントびっくりするくらい私たちは好みが似ている。
今朝もリビングのテーブルでジヒョクくんの読みかけの本を見てびっくり。村上春樹の1Q84…私も今全く同じ本を読んでたから。しかもBOOKナンバーまで同じだなんて。
運命の相手だわっなんて
いちいち私はうれしくてたまんない。
…格好から映画に入り込んでるジヒョクくん^^
そういうところも大好きだしとっても素敵☆
ダニエル・クレイグの代わりにジヒョクくんがボンドでもいいのに。
私もボンドガールのコスプレしてくればよかったかな?
「とっても似合ってるよ」って言葉ではそう伝えたけど、すごく伝わってると思う。
だってさっきから私の目はジヒョクくんに釘付けだから。
「スタイリストさんから買ったんだよ」
ってジヒョクくんはちょっと照れている(*^^*)
でも、葉子はいつも俺をスペシャルな気持ちにしてくれるねってうれしそう。
ジヒョクくんは私にとって、もうその存在だけでスペシャルなんだけどね。
映画の途中でそっと手を握られて握り返した。
私からも…意を決してジヒョクくんの肩に頭を乗せてみた。正確に言うと私の頭がジヒョクくんの肩あたりだから、そっと寄り添うカンジで…
画面から目を離した気配…ちょっとびっくりさせちゃったかな?
映画館を出た後ちょっと人目を気にしながら並んで街を歩いた。
「葉子めずらしいね
隣にいるのに寂しくなっちゃったの?」
さっきのことかな?
ジヒョクくんは私の手を取ってふわりと自分の方へ引き寄せ肩を抱いた。
いつもの事
自然な流れ
冷たい風の中で
ジヒョクくんの香りに包まれて
私は私たちの部屋を思い出す。
ちょっぴり帰りたくなりながらも
ジヒョクくんおすすめのレストランへと急いだ。
②に続く☆