(②~)
そんな私たちに
黒い影が忍び寄る。
ロープウェイで登ったグラウスマウンテンの頂上で見かけた謎の男たち、
ジョギングの時にもいた黒スーツ。つけられてるとしか思えない。
下山してからもずっとついてくる。ここからずーっと追いかけられる。
ハードボイルドです!!
ここからのグァンスは
めちゃくちゃ格好いい。
ロイヤルブルーのノースリーブのグァンスが黒いエナメルのロングブーツ履いてこんなことして全力で守ってくれたのかと思うと…って
BCのYouTubeの前でじたばたしましたよ~m(_ _)m
「何があっても絶対にオレが守るから」
「絶対にこの手は離さない」
葉子平気か?って気遣うことも忘れない。
引き寄せてKissすることも忘れない。
「絶対に受け止めるから」
「どんなことがあってもひとりにしないから。言ってる意味わかってるよな…よし」
私のことしか考えてないんです全力なんです。
捕まってからもグァンスはまだまだ必死で守ろうとしてくれる。
やるならオレだけにしろ~
連れて行くならオレだけにしろ~~って
葉子には指一本触れるなぁって威嚇もしながら…
もう至れり尽くせりで
とろけてダメになっちゃいそう(*^^*)
私は実際グァンスの胸に顔をうずめるくらいのことしかしてませんm(_ _)m
このグァンス君のひたむきさは、私たちを捕らえろと命令した張本人をも唸らせる。
アンティークのペンダントが生き別れた娘さんと同じだったからって
私を娘さんと間違えたから捕らえられたそうですm(_ _)m
お城のようなお屋敷の住人は黒スーツをたくさん従えているのにどこか淋しげ
「どうしてそんなに強くてやさしいんだ?君はずっとこのお嬢さんを必死で守っていたな」
初老の紳士はグァンスに聞いた。
「はい大切な人ですから
でもオレは強くなんかないです。葉子がいなければ」と答えるグァンス。
やっぱり
完璧knight☆
最強恋天使☆
手荒なまねをして捕まえるほど娘に執着していた 紳士も、私たちを見て気持ちが変化していく。
娘が君のように素晴らしい人に出会っていればそれでいい…って。
すっかり気に入られた私たちは
パーティーでもてなされてスペシャルなゲストルームにお泊まりすることになりました~
④に続く☆