ユナクとトルコ♪
ユナクさんはジェントルマンで余裕たっぷり。
いつも頼もしくて格好いいのに、さっきからユナクさんは少し頬を膨らませてなんだかかわいい。
トルコアイスでやきもち焼いてる。
なかなか私に渡さずにネバネバするお店のお兄さんのパフォーマンスが気に入らなかったらしい。
長すぎっ!!
僕が「おしまい」って言わなかったら、きっとまだやってるよねぇ。
隣のユナクさんはそこはもう想像だろうけど、
すごく怒ってる。
葉子は危なっかしいから
僕にぴったりくっついていないとダメ!!
とか言って。
ふふ…かわいい
かわいいユナクさんの隣でイスタンブールのグランドバザールを見て回る
いつものユナクさんの香りに加えて、スパイシーな異国の香りが漂って来て…
私たちは誘われるままに流しのタロットカードの占い師の前に座った。
「彼は奥手。彼女は少し残念に思ってる。」
そんなことを言われちゃう。
図星だ…
そうなの?
僕って奥手?
ユナクさんがすかさず聞いてきたけど
実はねとかそう思ってたのとかは言えない。
その占い師は内緒で秘薬の小瓶をくれた。
これを飲ませて何か衝撃を与えると理想の彼になるらしい。
もう充分理想の彼なんだけどな…そう思いながらも小瓶を鞄に忍ばせた
…レストランはアラビアンな雰囲気でいい感じ。ユナクさんはレイヤードスタイルが今日もバッチリ決まってる。
耳にかけた髪の隙間からピアスが光ってすごくセクシー。
ワンピースがよく似合うねと耳元で囁きながら、スルリと落ちたストールをかけてくれた。
「ちゃんとかけてね」
他の人には肌を見られたくないそうですm(_ _)m
このストール使いにはユナクさんなりにこだわりがあって私のストールを取ったりかけたりするんです(萌萌)
僕だけの葉子なんだから見ていいのもふれていいのも僕だけだって。
はい私はユナクさんのものですm(_ _)m
このレストランで
ユナクは小瓶を見つけて
試してみようかって
ワイングラスに垂らして飲んじゃいます…
うっ
オオカミに変身したぞー
ガオーとかする(*^^*)
うそだよ。
びっくりした?
って
すっごく楽しそう(*^^*)
オオカミになって
ガオって食べてくれてもよかったのにな。
②に続く☆