⑤私の彼は超新星ソンジェFinal Loveストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

④~
私を甘やかすソンジェさんは私が約束を忘れてても許してくれる…


ある休日、ヒロインの気持ちがどうしても掴めない私は、
ひとり部屋で台本を読み込んでいた。

ピンポーン…
インターンホンの音

あっ!!ソンジェさん?

次のオフは遠出をしようってソンジェさんから誘ってくれたんだった。

ドアを開けると
ソンジェさんがホッとした顔で微笑む。


「ソンジェさん…ごめんなさい。私…」

「大丈夫。わかってるから」

この頃は謝ってばかりで私は合わす顔もない。
携帯には着信履歴がたくさん…

「一応ね。気づかないと思ったから直接来てみた」

「今から出かけましょう!!
久しぶりにデートしましょう!!」

「いや…葉子顔色悪いし
今日は家でゆっくりしよう」

私たちは激しく何かを求めながらもまだお互いを思いやった。

ありがとうとごめんなさいと少しの不満が入り混じる。
少しの亀裂でも引き裂くには充分すぎるほど、
私の心は追い詰められていた。

そんな私はソンジェさんの言葉を素直に受け取ることができない。

「葉子がんばりすぎないで」
そんなやさしさに溢れた一言に私は敏感に反応しただ混乱した。


「どうしてそんなこと言うの?私がんばらないとだめなの。
ソンジェさんの彼女として恥ずかしくない私になりたいの!!」


「…ずっと気にしてたの?」

ソンジェさんはつらそうに目を閉じて抗う私を抱きしめる。

「何度言えばわかるかな…
俺が望んでることはただひとつ…
笑顔で大好きな仕事をしながら俺の隣にいてくれること。
それだけで十分…」



「全然わかってない!!私のことわかってない!!」


…一度入った小さな亀裂は、あっという間に心を引き裂く。
激しく求めていたものに気づいた時にはもう遅いのかもしれない。


静寂の中で
ソンジェさんはぽつりと言った。


「それじゃあ葉子はわかってるの?俺のこと」


そこには
さっきまでのやさしい笑顔も私を見つめる愛しげな瞳ももうなかった。



「ひとつ聞いてもいい?
葉子は俺が超新星だから好きになったの?」



私は…

イジワルだけど裏にやさしさを持った、
不器用だけど人一倍周りを大切にするソンジェさんだからすきになりました。



「だったらどうしてそんなこと言うんだよ!!!!」


初めて聞くソンジェさんの悲痛な叫び




もう戻れない




⑥に続く☆