⑦私の彼は超新星ソンジェFinal Loveストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

⑥~
運命の初日、ソンジェさんはちゃんと見に来てくれた。
舞台が終わってふたりきり…
目の前にいるのにまだ少し遠い気がするソンジェさんは
私を連れて行きたい所があると言う。

ツラいことがあるといつも来るという海岸
しばらく暗い水平線を見つめてソンジェさんはやっと口を開く。

「あの日…ケンカした日
ここに来たんだよ」

波の音が静かに響く…

「気持ちは軽くならなかった。海は飲み込んでくれなかったよ」

「俺たちもうダメなのかな。離れた方がいいのかなっていろいろ考えた」

波の音の代わりに
ソンジェさんのその言葉が寄せては返し不安になる…

「だけどその度に葉子の笑顔が浮かんで来るんだ。
幸せそうに俺に微笑みかける大好きな葉子の顔が」

えっ?

私がチケットといっしょに渡したカードをポケットから取り出して
ソンジェさんは
「ずるいよ」と言った。

カードにはPromiseの歌詞が書いてある。


「流した涙さえきれいだよ。いろんな君を知っているから…
ありのまま残さずすべて抱きしめたい」

ソンジェさんに合わせて私も歌う。
一瞬ソンジェさんは驚いて後はうれしそうに微笑んで…

もうすぐ明けようとしている空にふたりの歌声が溶け込んでいった。

「君の手を離さないから」

続きを歌おうとする私の口をソンジェさんの指がやさしく押さえる…


「そばにいるから…」



遠回りして傷つけ合っても私たちはいっしょにいたい。
それがふたりの出した答え。

ありがとう…涙が溢れて止まらない。

「約束するよ」
そう言ってソンジェさんはたくさんの愛情が込められた、
言葉のいらない誓いをしてくれる。

それは何かあっても
私たちを引き裂くことができない魔法をかけた永遠のKissだった。


同じ場所に帰れなくてももう大丈夫…そう言う私

それは困るとソンジェさんは私の前に跪き手を取った。

「俺のこと愛し続けてずっとそばにいてほしい。
ねえ、みんなに知ってもらわない?
俺たちが心から思い合ってること…」


私がソンジェさんに会いに行っても行かなくても
決めていたという
一世一代のプロポーズ


「葉子、俺と結婚してください」
ポケットからダイヤの指輪を取り出して
私の左手の薬指にはめる…

幸せの涙が頬を伝った。

「泣かないでよ」



こんなにステキなプロポーズされて

泣かない人なんていないよ…



⑧(終)に続く☆