③私の彼は超新星グァンスFinal Loveストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

②~
来仏から1カ月
番組もスタートして
修行はますます過酷になって
言葉の壁
ホームシック
…過労はピークに達していた。

朝と夜のメール
時々電話

それが私の寄りどころ


だから大事な分だけ依存して執着してしまって
少しメールが来ないだけでもとっても不安な気持ちになってしまう。

グァンスくんは平気なの!?って責めたりもして。

頭ではわかってるのに…
仕事が忙しくて本当に連絡できないからなんだってわかっているのに…

心身共に疲れきっている私は
「私の気持ちなんてわかってない!!」
グァンスくんに甘えてそう言ってしまう。


「葉子疲れてるんだろ」
「今日は少し寝た方がいいんじゃないか」

グァンスくんは
酷いことを言う私までしっかり受け止めて
やさしく言った。

もうすべてが限界だった…


グァンスくんが

やさしくて大人な分だけ自分が情けなくて

忙しいグァンスくんにどうしてああいうふうに言っちゃったんだろうって…
悶々 もんもん モンモン


そんなどうしようもない
行き止まりにぶつかってどこにも行けない状態の私に
オーナーから素敵なプレゼントが与えられる…

1週間の休暇
すぐにグァンスくんにメールする。
空港まで迎えに行くからなってとても喜んでくれた。

空港での再会の
その瞬間を夢見て思い描いて全部がんばれちゃう。

そして迎えた再会当日


…空港の到着ロビーで
あなたを探した。

荷物が回って来るのを待ってる間も
荷物のタグを取っている間も
ガラス張りの向こうに
私を見つけて微笑んでいるあなたがいるはずと…

だんだんと不安な気持ちになっている時に

「リハーサルが長引いて行けなくなった」と
メールが入る。


大丈夫
タクシーで帰るね


夜には会えるじゃない
仕事なんだからしかたないじゃない
でも来てくれなかったじゃない

くるくるくるくる
堂々めぐり

探して探して見つけられなかった記憶は
探して探して見つけることができた記憶でしか塗り替えることができない


二人の部屋で待ってる間もあなたを探す
ベッドに入ってからも
目を閉じてからも

薄い毛布にくるまって
あなたをひたすら待っていた。


ガチャ…
気遣った音で待ちに待ったドアが開く

暗がりを探る
グァンスくんの足音が
ベッドに近づく

「会いたかった」

やっとあなたが

そっと毛布をめくって

私を見つけた


続く☆