⑥(終)私の彼は超新星グァンスFinal Loveストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

⑤~
「愛してる」

グァンスくんから面と向かってそう言われたのは初めてだった。


もう絶対に俺から離れないでくれと言われて
口を突いて出た言葉は
「いいの?こんな私で」
で…

「葉子じゃないと俺がダメだ」と
必死に訴えられた後にふいに言われたアイシテル


「私も愛してる」
「ああ」
グァンスくんはとびきりやさしい笑顔で頷く。

気持ちはいつも繋がってる
遠くにいても
近くにいても
どんな時だって…

でも言葉にすると
それは圧倒的な温かさで
ふたりの気持ちを強く強く溶かして結んだ。


…グァンスくんが手を握ったまま目の前に立つ。

「本当はパリから戻った時におしゃれなレストランでサプライズしながら
言おうと思ってた…」

「……」

「…だけど今日そういうことじゃないってわかった」


ただならぬ雰囲気に
これから始まるすべてをひとつ残らず心に刻もうと
私は身を引き締める。

「緊張するな…」
グァンスくんも居住まいを正す。

「俺はただおまえにそばにいてほしい。
俺がお前のそばにいさせてほしい」

私の前に跪く。
波の揺らめきも
夕焼け空のカモメも
すべてはスローモーション…

「葉子…俺と結婚してください」

指輪もなくてごめん
だけどこれから一生
おまえを守って行くから…
だから…
俺の奥さんになってくれますか?

「…はい」
何度も頷いた後ようやく答えた。

「や、やったー」
ガッツポーズで私を抱き上げる。
腰や手首を痛がりながらもグァンスくんは私を抱き上げて何度も回った。

…このシーンを忘れない
涙でぼやけた
くるくる回る景色も。
あなたの笑顔も。


ラストシーンは
結婚式当日
式の前、控え室で
グァンスくんとふたりきり…

海辺のプロポーズから
一年後、お互いの仕事が落ち着いてから婚約を発表した。
多くの人から祝福されてついにこの日を迎えた。


…ウエディングドレス姿の俺のかわいい奥さんを
ひざの上で抱きしめたいと
イスに座って
グァンスくんは「おいで」とか言う…

やっと準備ができたのに崩れちゃうよ(*^^*)

そっと向かい合わせにひざに乗る…
Kissは待ってねって
私は人差し指を唇にあてた。

少し不満げ…
でももう式場に行かなきゃ。

グァンスくんが伸ばした手を取る。
思い出したように
グァンスくんは世界で一番やさしい眼差しで言った。


昨日よりもっと
愛してる


完☆