⑤私の彼は超新星ジヒョクFinal Loveストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

④~
超新星のコンサートは大盛況。でも肝心のお父さんの反応はいまいちで。

女たらしとか
キャーキャー言われてニヤケてだらしがないとか
どちらかというと逆効果なカンジ

それでもジヒョク君は
ゴニル君の助言でいいことを思い付く

お父さんの大好きな沖釣り
運転手を買って出て
うまいことお父さんを連れ出して…


これといって得策はないけど、ただ一緒に過ごす時間をたくさん持てば
大丈夫だとジヒョク君は思ってるみたい。

私にも自信があった。
ジヒョク君の良さは一緒に居れば居るだけわかるから…
それは何より私がよくわかってるから…


こんなにあたたかい人

他にはいないから。



沖釣りで
たいへんなことになるんです。
私が海に落ちちゃう。


…海の中はものすごく怖かった。
すぐに吸い込まれて
どちらが海面かさえもわからない状態で
起きていることも飲み込めないまま
絶望的な気持ちに襲われた。


腕をぐいっと強く引っ張られて

体が軽くなったのと

身を任せたのは

どちらが先だっただろう…


私を浮き輪に掴まらせて
大丈夫だよ
とジヒョク君は言った。

船に引っ張り上げられて
お父さんに大丈夫かって言われてると
ジヒョク君から両手で肩を掴まれて
ガシッと見つめられる。

どうしてあんな無茶したの!!

海は本当に危険なんだよ

すぐに助けられたからいいけど…

まだまだ冷たいし…

本当に運がよかっただけなんだよ。

こんなに冷たくなっちゃって…


ジヒョク君の手はとても温かかった。

頬に触れた指先はまだ震えている。



「ごめんなさい」

…ごめんなさいって
安心した時に心の底からするりと出る言葉なんだな
そんなことを思いながら
ジヒョク君に抱き寄せられた。

ぎゅっと
存在を確かめるように
強く強く抱きしめられて…


しばらくすると
ジヒョク君は安心したように腕をほどいて
やさしいKissをした。


…コホン
小さい咳払い

お父さんのことすっかり忘れてた。

慌てて体を離す。

「ジヒョク君、娘を助けてくれてありがとう」


ここまで言っておきながらお父さんはなかなか素直に認めることができなかったけど
いろいろ言いながらも
抵抗しながらも

ついに
「私のかわりに頼んだよ」って頭を下げる。


心の底から大切に思ってくれてることがよくわかったと…

ジヒョク君の勝利☆



⑥(終)に続く☆