①~
スクリーンのユナクさんは私たちふたりの思い出の場所に立つ…
出会いから今までの軌跡を辿って。
ナレーションはユナクさん。大好きな甘い声が映画館いっぱいに広がって
あの時のあなたや私の姿が懐かしく蘇って来た。
すっかり見入ってるとスクリーンのユナクさんが映画館の中に入る。
さっきのエスカレーター…
さっきの扉の前…
すると不意に今現実の扉も開いて…現れたのは
本物のユナクさん!!
僕は葉子のために映画から出て来たんだ~とか言って
どう?びっくりした?って得意そう。
ホワイトデーのサプライズは客席にエキストラも動員するほど手が込んだもの。
撮影には「3日もかかっちゃった」らしい。
それから…
バレンタインのお返しにって、いろんな表情をしたクマのぬいぐるみをもらったり
会場からKissコールが湧き起こったり
ちょっとKissしたり
「続きは家でやります。今日は僕たちのために本当にありがとうございました」
ってユナクさんが言ったりします。
家で…って言ったのに
車に乗った途端に
「さっ続きをしよう」
って、ユナクさんは待ちきれない。
スカイツリー
内緒で予約してくれたホテルのスイートルーム
幸せなサプライズは続く…
最上階のレストランで食事してる時
ユナクストーリーの今後を暗示してるような出来事が起きます。
突然ソンジェさんから私の携帯に電話が入る…
ユナク兄さんにちゃんと可愛がってもらってるかなって思って…とか言って。
そんなことわざわざ電話して来なくても…って
ユナクさんはちょっと不機嫌になってしまった。
かわいいなあ
「私、ユナクさんが大好きですよ(*^^*)
ホワイトデーだからそんな顔しないでくださいね」
「…僕、子どもみたいだよね」
子どもみたいなユナクさんは
甘いデザートは部屋で食べようって
ちょっと強引に手を引いて
ベッドの中に私を誘った。
「これが甘いデザートだよ。どう?」
デザートは極上のKiss
吐息の合間に至近距離でそう尋ねて来るから
答えを待たずに
また唇を塞いで来るから
「確かに甘いデザートです」って答えられないまま
ただ身を委ねる。
ここからは大人の僕だから覚悟して…
とびきり甘くて
とびきり熱い夜
ユナクさんのすべてに
ポ~っとなっちゃった。
ユナクさんの側に居られたら
何にもいらない…
③に続く☆