④私の彼は超新星ユナクFinal Loveストーリー | S.E.C.R.E.T超新星☆アリスタのブログ

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超新星大好き‼ソンジェ寄り寄りのオールペン、アリスタです。
「私の彼は超新星」のイベントストーリーを小説風にアレンジして記事にまとめてます♪☆ゲーストーリーに基本忠実に…いいカンジに盛ったり妄想が渦巻いたり、アリスタバージョンでお届けしてます\(^o^)/

③~
やっと気がついた


「こんなにユナクさんが好きなのに!!」
そう言って君が部屋を飛び出した。

すぐに追いかけて捕まえたけど、ますます興奮させてしまって

僕の目の前で

君が車にハネられてしまった…


ああよかった。
君の体を気遣いながらそっと抱きしめる。


「ど…どなたですか?」

えっ?葉子何言ってるの?
僕のこと怒ってるの?
イジワルしないで。
全部僕が悪かった。
本当に反省してるから
だから悪い冗談はやめて…

意識を取り戻した君はなぜか僕のことだけがわからなかった。

僕が話しかけると
僕の顔を見ると
君は頭が痛くなってしまうみたい。

ケンカしたことがショックで僕の記憶だけ封印しちゃったの?

傷つけて
こんな君にしておいて
言えたことじゃないけど…

僕はいつも
君のことばかり見ていたんだよ。

…どうすればいい?




特別な関係だったと聞いてもピンとこない。

さらさらの髪
切れ長の目
澄んだ瞳

目の前のその人は
私の名前を小さくつぶやいた。
何度も
何度も

頭が痛くて
どうしても思い出せない
その先は真っ白い霧の中に包まれていて途方に暮れてしまう。

…どうしたらいいの?




そんな中
撮影が再開された。

ユナクさんが一緒だと緊張してしまう。
立ち去るとホッとする。
そういう自分に違和感を感じてもいて…


帰りのホテルのエレベーターでふたりきりになる…

「指輪忘れてたよ」
紫の石のついたキレイな指輪をユナクさんは差し出した。

「クリスマスに僕があげたんだ」
あんなに喜んでたのに
どうして…

遠慮がちに近づいたユナクさんから
とっさに離れようと体が動いた。



「僕が…イヤなの?」


きっと今、
僕は君を苦しめているんだよね。

本当は君が苦しんでる時僕が助けなければいけないのに。


「ユナクさん…」


もう僕は君を…
葉子を助けることもできないのかな。
葉子と笑い合ったり
葉子と手をつないで歩いたりもできないのかな。

「私、恋愛をしていたこともうまく思い出せなくて…」

頭が痛くて
ぎゅっと目を閉じた。

大丈夫?ごめんね…
部屋まで送るよ。


ユナクさんが体を支えようとしたけど
開く扉から逃げるようにすべり降りてしまう。


エレベーターが閉まる直前、切ない目で私を見るあなたと目が合った。


どうしよう

頭を抑えながらうずくまった

続く☆